ハライチ・岩井、スピッツを熱弁「ライブでアレンジとか全然しないのがいい」
#ハライチ
こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第38回目。
今回は2021年10月14日放送のTBSラジオ『ハライチのターン!』の中から、岩井さんがスピッツのライブの素晴らしさについて話していた部分です。
小学生の頃からのスピッツファンだという岩井さん。スピッツが行ったライブツアー『SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 “NEW MIKKE”』の模様が映画館で上映されることになり、それを見に行った際に改めてスピッツのライブの素晴らしさを再認識したんだそうです。
「俺、これはスピッツのファンとして、すごく誇れるなっていうところだと思っているんだけども。スピッツは絶対に誰もが知っている曲をやってくれるんだよね。『チェリー』とか『ロビンソン』『空も飛べるはず』とか、そのへんの2曲ぐらいは絶対にやってくれるわけですよ」とライブ初心者にも優しいスピッツのセットリストを絶賛。
さらに、メンバー全員がちょっと恥ずかしがりながら話す、スピッツのMCについても触れ、「メンバーはみんなしゃべるんだけど、すごいモゴモゴしている人か、普通にモゴモゴしている人かしかいないから。本当に20年ぐらい前からライブとか見ているけど、もうその20年前のモゴモゴしたレベルからびくともしていないからね(笑)。でも、それが本当にいいんだよね。こっちも楽しいし」と、スピッツのメンバーそれぞれの人柄がにじみ出ているMCも大好きなのだと話します。
続いて、ライブならではの楽曲のアレンジについて。
「スピッツって本当に、ライブアレンジみたいなのは全然しないんだよ。知っている中でも1~2曲ぐらいしかないかな? あとは本当にCDのままやってくれるみたいな。それでCDって何回もレコーディングをして、一番いいのをCDにしているわけじゃない? それと同じぐらいのクオリティーでライブをやれるスピッツの技術力。それ、すごいんだよね。そこも好きなんだけど。
で、ライブアレンジをしまくるバンドってあるわけじゃないですか。俺はそういうバンドを見ていつも思うの。『じゃあ、あのCDのやつは聞けないんですか? 俺はCDをいっぱい聞いてきているんですけど、あれは聞けないんですか?』って。アレンジしすぎて原型がないみたいな時、あるんだよ。『あれ? これ、なんの曲だ?』って。
あと客に歌を委ねてくるやつ、あるでしょう? 『俺たちの歌は別にいいんだよ。お前の歌を聞きにきてるんだよ!』ってなるよね? 合いの手を客に委ねて、その後を歌わなかったり、『ラララ……♪』って最初だけ歌って、あとは全部客に委ねたり。『いや、あなたが歌ってくださいよ』っていう時、あるでしょう?」と、あまりアレンジを加えず、お客さんが馴染みのある歌唱・演奏をしれくれるところもスピッツのライブの魅力なのだと語ります。
「だから本当、スピッツのライブを見た時に『やっぱりスピッツはいいな』って思ったね。本当に一番有名な曲を聞きたいのなんて、新規だったりするんだから。『それは歌ってくれよ!』っていう。はじめてライブに来たのに、それで委ねられた日には『いや、私が歌っちゃっているじゃん……』ってなるでしょう? そんな風に思うような人には、スピッツのライブはとてもいいんで。この映画、ぜひ見てください」とおすすめしてトークを締めくくったのでした。
20年近く見続けているからこそ、その魅力を余すことなく紹介できる岩井さん、さすがですね。スピッツのライブ映画の劇場公開は終わってしまったようですが、21年11月14日までオンライン上映が行われているようなので、興味のある方はそちらもチェックしてみてください!
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