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“開かずの踏切”問題、国交省が改善へ乗り出す!緊急対策が必要な踏切は約1800箇所指摘

開かずの踏切問題ワンツーフィニッシュは東京と大阪…

 16年6月公表時点の1479カ所から対策が完了した踏切が223カ所、交通量の変化等により基準対象外となったのが203カ所の計426カ所の問題が解消した一方で、移動等円滑化要対策踏切の新設などにより、283カ所の踏切が追加された。(表2)

開かずの踏切問題、国交省が改善へ乗り出す!緊急対策が必要な踏切は約1800箇所指摘の画像3

 さて、最後に緊急に対策の検討が必要な踏切の上位5の都道府県を見ると、16年6月時点も、21年10月時点も順位に変動はなく、1位が東京都、2位が大阪府となっている。ただ、東京都は大阪府の2倍以上となっており、首都東京の踏切整備の遅れが目立つ。

開かずの踏切問題、国交省が改善へ乗り出す!緊急対策が必要な踏切は約1800箇所指摘の画像4

 踏切事故がゼロとなり、歩行者、自転車、自動車が安全に通行でき、鉄道が安全に運行できるようにするためにも、今後も引き続き、危険な踏切の改善が求められる。

鷲尾香一(経済ジャーナリスト)

経済ジャーナリスト。元ロイター通信の編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。「Forsight」「現代ビジネス」「J-CAST」「週刊金曜日」「楽待不動産投資新聞」ほかで執筆中。著書に「企業買収―会社はこうして乗っ取られる 」(新潮OH!文庫)。

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Twitter:@tohrusuzuki

鷲尾香一の ”WHAT‘S WHAT”

わしおこういち

最終更新:2021/10/20 07:00
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