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安倍晋三の操り人形ーー化けの皮が剥がれた岸田文雄に下される鉄槌

安倍晋三の操り人形ーー化けの皮が剥がれた岸田文雄に下される鉄槌の画像1
「週刊ポスト」(小学館)

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同・第3位「海老蔵が倉敷・米子のホテルで過ごした『2人の女』」(『週刊ポスト』10/29日号)

同・第4位「熊田曜子が有名女子アナの夫との不倫で訴えられた」(『週刊文春』10/21日号)

同・第5位「東出昌大“広島呼び寄せ愛”ハーフ美女『5歳年上なのにまるで5歳児』」(『週刊文春』10/21日号)

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同・第8位「チャイナ・ドリームから撤退するとき」(『ニューズウイーク日本版』10/19日号)

同・第9位「コロナ第六波は本当に来るのか」(『週刊文春』10/21日号)

同・第10位「内田有紀 老けない45歳に『ドクターX』はいるのか」(『週刊文春』10/21日号)

同・第11位「あの『大手スーパー』ハチミツからも基準値4倍の『発がん性疑惑農薬』」(『週刊新潮』10/21日号)

同・第12位「小倉智昭氏の『決断』について考える」(『週刊現代』10/23・30日号)

同・第13位「岸田文雄首相 裏切りの『お揃い腕時計』」(『FLASH』10/26日号)

同・第14位「人気『安住紳一郎』安定感『大越健介』ほろ苦デビューのワケ」(『週刊新潮』10/21日号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は現代とポストがそろい踏み。

 まずは新潮から。

 元NHKの大越健介が『報道ステーション』のMCになったが、評判はあまりよくないようである。

 コラムニストの今井舞は、「番組は主に隣に座る小木逸平アナが回していて、大越さんは何だかコメンテーターのような立ち位置に」と言っている。もともと久米宏のような切れ味の鋭い舌鋒を大越に期待するのが無理なのである。私は初回だけ見たが、その後はまったく見ていない。

 FLASHにこんな記事がある。岸田の腕時計は以前、ロレックスの人気モデル「デイトナ」で、外相当時に購入したらしい。

 だが今回の総裁選からGPSソーラーウオッチ「セイコー アストロン」に替えたそうである。33万円と高価だが国産ということで着けているのかと思うと、そうではないらしい。

 安倍が総理時代に着けていたそうで、「安倍元首相への忠誠心を示す『お願い時計』というわけだ」(FLASH)。出来過ぎた話だが、岸田ならやりかねないと思わせるものがある。

 さて、フジテレビ『とくダネ!』のキャスターをやっていた小倉智昭(74歳)が、がんが再発したことを公表した。現代が特集している。

「検査結果を知らされて、誰よりも僕自身が一番驚きました。知らない間に、がんが肺に転移していたんですから。5年前にがんが見つかった時点で、すべて切っておけばよかった。こうなってしまったのも、自分のせいです」

 10月4日、キャスターの小倉がラジオ番組で、こう語りだした。

 治ったと思っていたがんが、肺に転移していたというのだ。2016年5月に膀胱がんを公表して以来、『とくダネ!』の総合司会をやり遂げ、完全復活をしたと思われていた小倉の告白は、衝撃を持って受け止められた。

 しかも病状はステージ4で、肺以外にも体のどこにがん細胞が散らばっていてもおかしくない状態だというのである。

 小倉にとって最大の後悔は、膀胱の全摘手術をためらい、2年半もの間、温存してしまったことだった。

 全部切らなくても大丈夫だろう。その判断が、転移を招いてしまったというのだ。

 小倉は膀胱がんが発覚した後、2度にわたる内視鏡手術で腫瘍を部分的に切除している。それでも、全摘手術だけは避け続けた。その結果、がん細胞が膀胱の筋肉層にまで深達してしまったそうである。

 最終的に小倉が全摘に踏み切ったのは2018年11月、発覚からすでに2年半が経ったタイミングだった。

 保坂サイコオンコロジー・クリニックの保坂隆医師はこう語る。

「がん細胞を切ってしまえば転移や再発のリスクは減りますが、日常生活に多少の不便が出てくる恐れがある。小倉さんが罹患した膀胱がんならば、全摘によって人工膀胱を作る必要が出てきます。キャスターという仕事柄もあり、行動に制限がかかるのを嫌ったのでしょう」

 2019年に前立腺がんが発覚した演出家・宮本亞門(63歳)も小倉と同じように、全摘するか否かでギリギリまで迷ったという。

「全摘か放射線治療か、本当に悩みました。その末に私が決断したのは、全摘手術だった。転移や再発のリスクを少しでも減らしたい一心だったのです。幸い、現時点では他のところへの転移は見つかっていません。それでも、術後しばらくは自分の決断が正しかったのか、葛藤する日々が続きました。だからこそ、小倉さんが抱えていた苦悩は、同じがん患者として強く共感します」(宮本)

 たしかに結果として転移が明らかになった以上、小倉の悔悟はもっともかもしれないが、医者の提案を全て受け入れればいいというものではないと現代はいう。

 がん患者にとって、医者の言葉をどこまで聞くべきなのかは非常に悩ましい問題だ。

「がんになったら、もう切るしかない」「手術しか助かる道はない」と、患者に勧めてくる医者は多い。しかし、がんの手術は、体の一部分を永遠に失うことを意味する。それに加え、手術をしても長生きするどころか、逆に健康寿命が縮まってしまう危険性もあると現代はいう。

 小倉のように70歳を超えた高齢者のがん手術は、その後の人生を台無しにしてしまうことがあるというのだ。

 順天堂大学名誉教授で新渡戸稲造記念センター長の樋野興夫がこう語っている。

「所詮、私たちには死ぬときに畳一枚ほどの墓場しか残らない。当たり前の話ですが、医者だってすべてを見通せているはずがありません。全摘をしたほうがいいか、他の治療法を選んだほうがいいかは、確率論なのです。100%の確信があって患者に治療方針を提示しているわけではない。
 たしかに、がんを見つけるなり切ろうとする医者は大勢います。それは日本に昔からある、『外科偏重』のあらわれでもある。いつも医者が正しい道を示してくれるわけではありません。患者も医者の言葉を鵜呑みにせず、ときには拒否することも必要なのです」

 先の保坂医師もこう語る。

「深刻な病ほど、複数の医者の意見や考えに触れることが大切です。(中略)いまでは、ほとんどの病院で、他の病院を受診している患者さんに対して専門家が意見を提供する『セカンドオピニオン外来』が設置されている。もしがん治療の決断に迷うときは、躊躇うことなく別の病院にも駆け込めばいいのです」

 小倉と私はほぼ同じ年だ。他人ごとではない。

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