「一平ちゃん」もクセありすぎ! EXILEとコラボの“レモン味”焼きそばほかチャレンジングな3商品を徹底レビュー!
#EXILE #カップ焼きそば #カップ麺一行3昧 #一平ちゃん夜店の焼そば
「一平ちゃん夜店の焼そば」といえば、「チャルメラ」や「中華三昧」と並ぶ明星食品の看板シリーズのひとつ。1995年に登場してからというもの、「からしマヨネーズ」や「ふりかけ」をカップ焼そばに持ち込んで一般化させた立役者であるだけでなく、クセのある変化球を投げることでもお馴染みです。
今回は、最近発売された「一平ちゃん夜店の焼そば」のうち、クセのある3品をご紹介します。モダン焼き、レモンサワー、とんこつ味……およそカップ焼そばらしからぬワードが並びます。
たまご2個とフライパンでクッキング!「一平ちゃん夜店のモダン焼き風セット」
まずは、「一平ちゃん夜店のモダン焼き風セット」200円(税別)。モダン焼きとは、ラーメンなどの麺を焼いてお好み焼きの一部として混ぜたり重ねたりした食べ物のこと。この商品はカップ焼そばの材料を用いて、たまごとフライパンでまるでモダン焼きのような料理を作ることができるセットになっています。
調理方法はそれほど難しいものではありません。かやくを開けお湯を入れて3分後に湯切りするまではいつもの「一平ちゃん夜店の焼そば」とまったく同じ工程。いつもどおりにここでソースやマヨネーズ、ふりかけをかければ、「モダン焼き味」のカップ焼そばとして食べることも可能です。
モダン焼き風にするためには、ここでソースなどは入れずに、たまご2個を湯戻しした麺やかやくと混ぜ合わせ、モダン焼き風のタネを作っていきます。
混ぜたものをフライパンで両面焼いていくと、熱でたまごが固まってなんとなくモダン焼きの形になってきました。フライパンを使うだけで、大したことはしていなくても“料理している感”が出てきますよね! 俄然、料理人としての腕が鳴ります。『ミスター味っ子』や『クッキングパパ』を愛読してきた経験が、ここで生きてくるとは!
ソースとマヨネーズによる貢献も大きいですが、こう見ると、モダン焼きかはともかくお好み焼きにはきちんと見えます。今回、使用したフライパンが大きすぎたみたいでソースが表面に行き渡らなかったのですが、もうちょっと小さいフライパンで作ったらもっと雰囲気が出たと思います。
甘濃くて粘度の高いソースと、からしマヨネーズ、さらには削り節や青のり、紅生姜の入ったふりかけによって、かなりお好み焼きらしい味に仕上がっています。この3点セットはおそらく、普通にカップ焼そばとして食べてもおいしいのではないでしょうっか。決して筆者が料理の才能に溢れていたり、キムタクの『グランメゾン東京』をひっそり毎週楽しみに見ていたからでもないと思われます。
ソース、からしマヨ、ふりかけの味が完璧で、麺もしっかり入っていて、見た目も味ももモダン焼きなのですが、しかし食べてみると、食感がどうにもモダン焼きっぽくありません。
それもそのはず。粉モンのお好み焼きなのに粉が入っていません。麺の入ったソース味の玉子焼きなのです。だから商品名が「モダン焼き風」なんですね。モダン焼きの主流は麺を生地に重ね焼き、もしくは生地で挟み焼きにするのですが、今回は生地がないので麺が直焼きされてカリカリになったのも、モダン焼き感を損なう部分でした。
モダン焼きらしくないところもありましたが、アイデアが独創的で、何より作っても食べても楽しかったし、ジャンキーでとてもおいしかったです。
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