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サカナクション山口一郎「メガネがお母さんみたい」一人暮らしでの創作活動を明かす

サカナクション山口一郎「メガネがお母さんみたい」一人暮らしでの創作活動を明かすの画像1
サカナクション山口⼀郎さん(撮影=筆者、以下同)

「サカナクション」ボーカルの⼭⼝⼀郎さんが、10⽉6⽇に開催された「JINS MEME 次世代機発表会」に登場した。

 アイウェアブランド「JINS」は、2015年に発売したメガネ型ウエアラブルデバイス「JINS MEME(ジンズ ミーム)」を刷新。山口さんは、これに併せて展開される同商品のテレビCMなどに出演している。

 着用した人の心身のコンディションを可視化してサポートする同商品にちなみ、山口さんは自身の創作活動やセルフマネジメントの方法などについてトークした。

「JINS MEMEはすでに母親みたいな存在」

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 JINS MEMEのテレビCMやメイングラフィックに出演した、サカナクションの山口一郎さん。CMの制作面などにもトータルで携わり、撮影はなんと山口さんの自宅で行われたという。

「サウンド面も含めて、監督さんとセッションしながら、一緒にディレクションしていった感じです。今回、CMディレクターを務めた田中裕介監督は、僕たちのMVやライブの演出などを手がけている方で。自宅にレール引いて撮影することはあまりない経験でしたが、馴染みの撮影チームだったので本当に楽しく、和気あいあいと撮影できたと思います」(山口さん)

 JINS MEMEの次世代機はモーションセンサーと、まばたきや視線移動をキャッチするセンサーをメガネ本体に搭載。Bluetoothで連動する専⽤アプリが独⾃のアルゴリズムでBody(カラダ)、Mind(ココロ)、Brain(集中)の状態を計測・判定して可視化する。

 コロナ禍での健康意識の高まりや働き方の多様化を背景に開発され、「オンとオフが曖昧な時代に」というキャッチコピーを謳う本製品だが、山口さんは特にこのコピーに共感を抱いたとか。

「僕はミュージシャンという仕事柄、自宅で制作することが多くて。自宅で制作をして、寝るときも自宅。家の中が仕事場でもあり、リラックスするスペースでもあるので、なかなか切り替え難しいんです。いろいろ工夫しながらやっています」(山口さん)

 山口さんは今回の商品を使っているそうで、「JINS MEMEはお母さんみたい」と語った。

「『あんた姿勢悪いわよ』『ちゃんと集中しなさい』と教えてくれる。僕の場合は前屈みの姿勢が多いことがわかって、意識的に直すようにすると、本当にちょっと体調も良くなってきたり。こんな変わるんだなと実感しました」(山口さん)

歌詞を産む苦しみと独自の集中メソッド

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「やっぱり楽曲制作をしているときは、常に自分と向き合っているだけなので、すごく孤独なんですけど、そこに寄り添ってくれる仲間みたいな感覚があったのはすごく新鮮でした。今までメガネに対してそんなこと思ったことなかったので。特に僕は一人暮らしなのでやりたい放題じゃないですか? 不摂生しても誰も叱ってくれない。でも、JINS MEMEはちゃんと見てくれている感じがして、本当によかったです」(山口さん)

 普段、どのようにして心や体の状態をコントロールして、どんなセルフケアをしているか聞かれると、こう紹介していた。

「心のセルフケアと身体のセルフケアで違うんですけど、音楽をつくる上でいかに良いメンタリティを保つかでいうと、僕がすごく大切にしているのは清潔感なんです。部屋をキレイに保って、目に入って気になるものをなくすと、メンタルが整って作業に集中できます。身体に関してはジョギングやウォーキング、あと、サウナが好きなのでサウナに入ることで身体を整えていますね」(山口さん)

 JINSの田中仁社長は、「サウナも今回の製品も本当に今の時代に合っている気がします」とコメント。あいにくJINS MEMEは電子機器のためサウナの環境には対応していないそうだが、「(次は)サウナ対応のJINS MEMEもいいですね」と、山口さんが田中社長に提案するシーンもあった。

 サウナは非対応のJINS MEMEではあるが、タスクへの集中力を高めるサポートする機能が搭載されている。山口さんは楽曲制作ために、普段から実践している集中を高めるメソッドについても語ってくれた。

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「歌詞を書くとき僕は昼も夜も関係なく、ずっと作業を続けているんですね。3時間作業したら30分休むということを繰り返して、本当に眠くなってきたら1時間仮眠するという感じで。そういう意味では自分のルーティンをつくるのはすごく大事だと思います」(山口さん)

 また、最近発見したというおすすめの集中メソッドがあるという。

「僕のデスクには2台PCがあって、片方のPCで歌詞を書くんですけど、作業中もう一方のPCのカメラアプリを立ち上げて、そこに自分の顔を映すという方法をしています。たまに自分の顔を見ると、なぜか集中できるんです。歌詞を書くときに、自分の顔が見えると本当に向き合う相手がいる気がするというか。独り言が独り言じゃなくなる感じというか。本当に効果あるので、やってみてください。鏡じゃダメなんですよ。カメラアプリがおすすめです」(山口さん)

 自分の顔を写す機能が、JINS MEME専用アプリの機能として検討される日も近い?

1988年生まれ、道東出身。いろんな識者にお話を伺ったり、イベントにお邪魔するのが好き。SPA!やサイゾー、マイナビニュース、キャリコネニュースなどで執筆中。

Twitter:@tsuitachiii

いとうりょう

最終更新:2021/10/15 12:00
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