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元ホームチーム檜山が解説

「おぼんこぼんTHE FINAL」が泣けて笑えて…そして圧倒的にかっこよかったワケ―漫才師が見せる顔のスイッチ

 おぼんこぼん師匠に関しては、もう第4弾はないだろう。長年連れ添ったマネージャーの谷川さんも「まじでこれ以上は……」と懇願していた。仲が悪くても喧嘩をしても、大好きな漫才を決して辞めなかった2人。そして漫才をやるなら相方しかいないと思っていた2人。だからこそさまざまな壁を乗り越えながら50年以上もコンビを組み続けている。漫才には話術やテクニック、色んな才能が必要だが、「何があっても続ける」という信念も才能のひとつだ。

 東洋館でたくさんのお客さんを前にお揃いの衣装で2人が楽しく漫才をしている姿を見た時、僕たちはもう1度泣けると思う。そして笑えるはずだ。

 ちなみに僕はオンエアバトルという番組でコントをやった時、4分の持ち時間だったが7分やったことがある。

 お客さんは笑ってくれていたがあれは完全に……蛇足だった。

檜山 豊(元お笑いコンビ・ホームチーム)

1996年お笑いコンビ「ホーム・チーム」を結成。NHK『爆笑オンエアバトル』には、ゴールドバトラーに認定された。 また、役者として『人にやさしく』(フジテレビ系)や映画『雨あがる』などに出演。2010年にコンビを解散しその後、 演劇集団「チームギンクラ」を結成。現在は舞台の脚本や番組の企画などのほか、お笑い芸人のネタ見せなども行っている。 また、企業向けセミナーで講師なども務めている。

Twitter:@@hiyama_yutaka

【劇団チーム・ギンクラ】

ひやまゆたか

最終更新:2021/10/13 08:00
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