岸田文雄政権を壊す“疑惑の総合商社”甘利幹事長と短命政権への道
#週刊誌スクープ大賞
眞子さまを追い込んだのは誰だ?
今週の1位は、やはりこの2人をおいて他にはないだろう。秋篠宮眞子さんと小室圭を扱った週刊誌にこの栄誉を捧げたい。
10月1日の秋篠宮眞子さんと小室圭の結婚発表会見で、加地隆治皇嗣職大夫から眞子さんが「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断されていたと明かされた。
眞子さんが一時金の受け取りを固辞したのも、結婚後にも今のような批判や誹謗中傷が続くならば、精神的な負担を感じてしまうからだと語ったのである。
これは「長期的に反復するトラウマを体験し、感情が不安定になるなどの持続的な症状があることが特徴」(産経新聞10月2日付)で、眞子さんは2018年頃から、「自身や小室圭さん、それぞれの家族への誹謗中傷を正すことが『困難であるという無力感』を感じ、『結婚後、平穏で幸福な生活を送りたいという願いが、不可能になってしまう恐怖』を感じるようになられたという」(同)
18年といえば、小室圭の母親と元婚約者の間の金銭トラブル報道が過熱していた頃だ。
加地大夫は、眞子さんが「これ以上この状況が続くことは耐えられないと考えている」とし、「大変心が痛む。お支えが十分であったのかと、申し訳なく思う」と声を詰まらせたそうだ。
加地大夫の口からはっきりと、これまでの週刊誌報道やSNSに溢れる言動は「誹謗中傷」であると指弾したのである。これは眞子さんの意思であることはもちろん、秋篠宮も了承していたことは間違いない。
これまで耐えに耐え抜いてきた父と娘が、正式な結婚発表という場で、隠しておきたい病を公表することで、報道する人間たちに猛省を促した、私にはそう思えた。
1993年には美智子皇后(当時)が週刊誌による激しいバッシングで、失声症になってしまったことがあった。あわてた週刊誌の多くが謝罪文を掲載するという事態になった。
さて、今回はどうするのか。大新聞などは病公表後、これまで週刊誌に同調して「2人の結婚に反対」という論調は、やや和らいだ感がある。
週刊誌はどうするのか? 文春は、精神科医の秋山剛NTT東日本関東病院品質保証室長がなぜ眞子さんの診断にあたったのか、「宮内庁には医務主管を筆頭に、皇族の方々の体調管理にあたる医師らがいる」のにという疑問を呈し、雅子妃の適応障害の主治医である大野裕との関係ではないかと推測する(大野医師は紹介していないと否定している)。
その後は、眞子さんのこれまでの人生を振り返り、好みの男性は「三浦春馬や佐藤健」だったというエピソードを交えながら、「結婚延期から三年八カ月。眞子さまは、国民の納得や祝福を諦めることと引き換えに、ようやく自由をつかもうとされている」(文春)と比較的穏当な書き方である。
だが、女性セブンは、「ツイッターではトレンドワードに『国民のせい』が急上昇。なかには『(PTSDは)国民が批判するからですか』『国民のせいにされて悲しい』といった声が上がったのも事実だ」と、SNS上の声を借りてチクリと一刺ししている。
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