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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > “疑惑の総合商社”甘利幹事長と短命政権への道

岸田文雄政権を壊す“疑惑の総合商社”甘利幹事長と短命政権への道

岸田新内閣は疑惑の総合商社?

 お次は「タニタ食堂」で知られる健康器具メーカーの「タニタ」。文春によれば、売り上げは順調に伸び、海外展開にも成功しているようだが、現社長の谷田千里のやり方に不満が出ているというのだ。

 告発しているのは千里の実兄で、その背後には、千里に社長を譲った創業者の父親がいるようだ。社長になった千里は、父親を始め兄弟たちを追い出してきたというのである。

 誰も千里を止める者がいなくなり、社員は彼のパワハラに悩まされ、辞める社員も出てきているそうだ。

 タニタといえば女性に優しい会社というイメージが、私にはあるが、千里社長は「女性は早く結婚すべき」という考えで、彼がある部門長に、「適齢期を過ぎた女性の部下を結婚させるのはお前らの任務だ」といったそうである。

 千里社長は文春に対して、「預貯金は溜まり、ボーナスに九カ月分払うぐらい純資産も増えている。この十年をかけて膿は出しました」と胸を張っている。

 経営手腕に関しては文句のつけようがないようだが、これを読むと、タニタに抱いていた「家族的で温かい」というイメージが崩れることは間違いない。

 ところで10月7日の地震には正直驚いた。ついに首都直下型地震が起きたかと思った。

 私の住んでいるのは東京・中野区だが、速報では震度4強だった。私は東日本大震災の時の揺れ(東京は震度5強)を海外にいて体験していない。人生で初めてといってもいい激しい揺れで、震度4で倒壊するといわれているボロ家は悲鳴を上げた。

 大地震が起きるのは遠い未来ではなく、すぐそこにある危機である。

 今朝、カミさんから、地震のための食糧や水を新しいのに替えようか聞かれた。私は、震度7クラスの地震が来たら生き残る可能性は少ないのだから、新しくしてもな……と口ごもった。

 関東大震災、敗戦後の焦土、阪神淡路、東日本大震災から復興してきたではないかと人はいう。だが、私には気力も体力ももはやない。せめて、苦しまずに死にたい、そう願うだけである。

 さて、岸田内閣の顔ぶれは、新顔が多いが、誰もよく知らないということだろう。

 文春は、この中に疑惑の人間がうじゃうじゃいる、玉手箱みたいだとはしゃいでいる。

 牧島かれんデジタル相には、NTTの内部資料によると、秘書室長から2回NTTの接待レストランで接待を受けているという。

 料金は5万円。本人も接待を受けた、飲食代は払っていないと認めている。

 堀内詔子ワクチン相は大久保利通の子孫にあたる超名門の出らしい。亭主は富士急社長。

 だがこの御仁、代表を務める「自民党山梨県第二選挙区支部」の収支報告書によると、事務所賃料から切手代まで、過去8年間で約2700万円も富士急グループに支払っているというのだ。それってせこくない?

 金子原二郎農水相には政治とカネにまつわる疑惑があり、二之湯智国家公安委員長には、かつての公設秘書が宅配業者を装って1億円強奪した過去があるという。

 岸田総理も何かと心配は絶えないようだ。

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