ジャニーズ勢、9月だけで主演12本! テレビよりも演劇界に重宝され始めた理由
#ジャニーズ
9月28日に櫻井翔と同時に結婚を発表した嵐の相葉雅紀による3年ぶりの主演ドラマ『和田家の男たち』(テレビ朝日系)が22日にスタートする。だがこの10月期、ジャニーズ勢の主演ドラマはあまり目立たない。主演作自体はあるにはあるのだが……。
「ほかの主演ドラマはTOKIO・城島茂の『サムライカアサン』(日本テレビ)、なにわ男子・道枝駿佑とSnowMan・目黒漣のW主演の『消えた初恋』(テレ朝)、そして相葉のドラマのわずか3本。おまけに、いずれもゴールデン・プライム帯(午後7時から11時)の放送枠を外れてしまっている」(テレビ局関係者)
7月期では、ジャニーズタレントの主演ドラマは、韓国ドラマをリメークした、Sex Zoneの中島健人主演の『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)、人気シリーズで少年隊の東山紀之(54)主演の『刑事7人』(テレ朝)の新シーズン、ジャニーズWESTの重岡大毅主演の『#家族募集します』(TBS)の3本がゴールデン・プライム帯で放送。さらに色物かと思われたジャニーズJr.・美 少年主演の『ザ・ハイスクール ヒーローズ』(テレビ朝日系)なども局地的に話題を集めたほか、ゴールデン・プライム帯以外ならば例年どおり結構な数のドラマで主演/出演を務めた。
たしかにそれと比べればさみしい限りだが現在、ジャニーズはテレビ各局よりも、演劇界で以前よりも重宝されいるというのだ。
「なんと、9月だけで、ジャニーズ勢が主演をつとめた舞台が12本も初日を迎えた。その顔触れだが、Sexy Zoneの菊池風磨に佐藤勝利、ジャニーズWEST・小瀧望ら。もともと、滝沢秀明副社長は代表作『滝沢歌舞伎』で主演をつとめるなど、天国のジャニー喜多川さんから”舞台人”として育てられた。そんな経緯もあって、滝沢氏の意向でどんどん舞台出演を増やしている」(演劇担当記者)
そうなった背景には、劇場側の事情もあったようだ。
「歌舞伎座以外の、帝国劇場、東京芸術劇場などの大バコはコロナで大打撃を受けてしまい、目下の目標はとにかく集客して1円でも多くの売り上げを立てること。その観点からすると、ジャニーズのタレントは安定して集客できるし、ファン層である10代から30代が劇場にたっぷりと金を落としてくれる。かねてからいわれてきたが、ここきて演劇界は〝ジャニーズだけが頼みの綱〟で、コロナ禍のうちはこの状況が続くことになるだろう」(同)
ジャニーズ勢は確実に演技力の向上が期待されるから、状況的には双方にとって大きなメリットしかないようだ。
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