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日刊サイゾー トップ > 社会  > インフルワクチンの摂取を日本感染症学会が奨励

インフルワクチンの摂取を日本感染症学会が奨励 今冬の流行状況は?

新型コロナのワクチン摂取者のインフルワクチン摂取は?

 特に、高齢者の大半はすでに新型コロナワクチンの2回接種を完了しているので、10月以降にインフルエンザワクチンの供給が始まり次第、速やかに接種を行うことが望ましいと、高齢者の積極的なインフルエンザワクチン接種を呼びかけている。

 また、新型コロナに感染した人、濃厚接触者のインフルエンザワクチン接種については、無症状あるいは軽症で自宅またはホテルで待機中の人は、観察期間が終了してから。中等症以上の症状で入院している人は観察期間が終了し、かつ症状の軽快を認め、急性期症状から完全に回復してから接種を、濃厚接触者は観察期間が終了してから接種することを勧めている。

 同学会の指摘のように、新型コロナ感染防止対策によって昨冬のインフルエンザの流行が抑えられた面はあるだろう。だが、必ずしも今冬もインフルエンザが流行しないとは言えない。高齢者や呼吸器疾患などの持病を持つ人たちは、インフルエンザワクチンを接種した方が安心かもしれない。

鷲尾香一(経済ジャーナリスト)

経済ジャーナリスト。元ロイター通信の編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。「Forsight」「現代ビジネス」「J-CAST」「週刊金曜日」「楽待不動産投資新聞」ほかで執筆中。著書に「企業買収―会社はこうして乗っ取られる 」(新潮OH!文庫)。

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Twitter:@tohrusuzuki

鷲尾香一の ”WHAT‘S WHAT”

わしおこういち

最終更新:2021/10/12 06:00
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