DeNA乙坂「コロナ禍でクラブ遊び報道」で戦力外に球界震撼する理由
#横浜DeNAベイスターズ #乙坂智
プロ野球横浜DeNAベイスターズの乙坂智選手が5日、球団から戦力外通告を受けたことが判明した。
10月3日に行われたイースタンリーグ最終戦では、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手と対戦するなど2軍の試合に出ていた乙坂。三浦大輔1軍監督は「勝負強いバッター。シーズンオフでもメキシコに行き勉強して武者修行。野球に貪欲に取り組んだ印象はある」と感想を語った。
乙坂といえば2011年のドラフト5位で、球団のおひざ元である横浜高出身から入団した今季10年目の選手として知られていたが、プロ野球OBは「三浦監督がどんな感想を言っても最後はクビを承認していますから。この世界はそれだけ非情なところでもあるわけです」と解説する。
しかし、乙坂がクビになった理由は、単純に戦力として見られなくなっただけではなさそうだ。政府の緊急事態宣言が発令していた今年6月下旬、東京都内のクラブに出入りし飲酒しながら、居合わせた女性をお持ち帰りする姿を「週刊ポスト」(小学館)が報じた。球団はすぐさま事実関係を確認した上で、謹慎処分を下していたのだ。
「コロナ禍で不要不急の外出は今も認められていません。外食禁止はその一環でしたが見事なまでに羽を伸ばしたら公になってしまった。普段なら『また遊んでる』で終わるのですが、今回ばかりは写真もあるし逃げようがない」
今回の件は、ベイスターズ以外の選手たちも震えあがる内容だと前出のOBは語る。
「今年は日本野球機構(NPB)の取り決めで、遠征時の外食が禁じられていました。ホームゲームの時は各球団によってルールは違いますが、概ね家族以外の外食は控えるように通達されています。当然、それでも陰でこそこそと外食や合コンしている輩は確実にいます。しかし、今回のように規約違反が明らかになれば相応の処分を受けた挙句、首切りの対象になることが証明された」
要するに「たかが外食や、ちょっと羽目外しても……」という行動はクビにつながることが確定したのだ。某プロ野球関係者は「若気のいたり、というわけでしょうが、乙坂に対する処分も、戦力外も厳しいと思います。しかし、この処分は他球団も追随してくることになるでしょう。選手たちはどこで息を抜いたらいいのか」と首をかしげる。
ファンを魅了する高いパフォーマンスで高額の年俸を稼ぎ、プライベートを充実させることが可能なプロ野球選手だが、今一度襟元を正すときが来たのだろう。
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