坂上忍「元婚約者の痛みにも配慮したい」眞子さま病状告白で報道のあり方を考えるバイキング
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4日放送のフジテレビ『バイキングMORE』では、眞子さまが、結婚をめぐり自身や家族、結婚する小室圭さんとその家族に対する誹謗中傷と感じるような情報を目にし「複雑性PTSD」と診断されるほどの精神的苦痛を感じていることを、宮内庁が明かしたことについて報じた。バイキングメンバーは反省の意を口にし、一方MCの坂上忍は、その中でも報道が減ることに懸念を示した。
ガダルカナル・タカは「中学生くらいの頃からすごく悩んでらっしゃったという部分に、気持ちがいってなかったっていう部分があって、皇室の方って悩んでらっしゃること多いんだろうなっていうことに、気づいてあげられなかったのは自分の中で反省するべきことでもあった」と述べた。
アンミカも「私たちも親しんでいる皇室の方に幸せになって欲しくて、熱くなったところももちろんありますし」と振り返えると「ここまで長い道のりを信じ切って、結婚されるという決断に至ったという事に関しては、幸せになっていただきたい」と声援を送った。
そうした中で坂上は「誹謗中傷が問題外っていうのは当たり前であって、眞子さまの心の傷が1日も早く癒えることを願う気持ちっていうのも、共通認識だと思う」と前置き。続けて「怖いなと思ったのは」と話し始めると、宮内庁の会見で同席した医師が『周囲の方々からの温かい見守りがあれば、ご健康の回復がさらに速やかに進むものと考えられます』と話したことに対して「たぶん、この言葉を受けるとテレビは配慮に動くんだろうな、そいう方向に進まざるを得ないんだろうな」と推察。「眞子さまの心の痛みって、見方を変えると、元婚約者の方にも当てはまるんじゃないのかなって思ったわけですよ」と、ここで小室さんの母・佳代さんの元婚約者の名前を挙げ「そう考えると、眞子さまを配慮することによって、元婚約者の方の思いとか心の痛みとか封殺されることになりやしないか」と持論を語った。
また「決定的に(眞子さまと)違うのは、元婚約者の方って年齢的にも経済面でも弱者なんです。元婚約者の方っておそらく頼るところがマスコミしか無かったと思うんですよ。じゃあこの方の心の痛み、傷の回復ってこの先どうなっていくんだろう」と報道が減ることで、弱者である元婚約者の気持がないがしろになることを危惧した。
さらに坂上は報道が減ることについて「それは別に間違ったことと思ってはいないんですけど」としつつも「そもそもが解決されてなくて、こういう時テレビとかネットとかを悪者にするのは簡単なんだけれども、秋篠宮さまと陛下の『1人でも多くの方々に』という言葉に共感した人が相当数いたから、こういう状況になっているのは間違いないと思うけどね」と小室家と元婚約者の金銭問題に根源があることを強調した。
高橋真麻は「3年半前のお2人の婚約会見の時は、批判する人なんていなかった。それなのになぜこうなってしまったのか。一時金も見送らなければいけない、朝見の儀も納采の儀もやらなくなった理由はなんなのかっていう本質を、もう一度考えて貰いたいなとは思います」と坂上に同調。
しかし「我々も、眞子さまに幸せになって貰いたくて、良かれと思って言っていたことが結局、逆に傷付けてしまっていたのは、本当に反省すべきだなという所がある」と反省の弁も述べていた。
坂上は「当然眞子さまに対する思いやりとか配慮が足りてなかったっていう見方もあるんだけど、やっぱり元婚約者の方、一般の方だからね。こちらの方の心の叫びは確かにある」と「この方のやり方が100パー正しいとも思っていない」と言いつつも最後まで元婚約者に同情的だった。
フジテレビ伊藤利尋アナウンサーは「メディア側にも反省しないといけない点はあるんだろうなと思いますけど、一方で今論じるべきは、皇室というものをどうとらえるのか、皇族の方々の人権をどう考えるのか。まさにこれはもっと論じるべきことなんじゃないかと感じる」と締めくくっていた。
これまで『バイキング』では眞子さまと小室さんの結婚問題について大きく扱ってきた。坂上の意見を汲んで元婚約者のためにその姿勢を崩さないのか、それとも『配慮』がなされるのか。気になるところだ。
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