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#週刊誌スクープ大賞
週刊誌と国民の注目を集める“ニューヨークでの生活費”
今週の第1位は、3年2か月ぶりの帰国が話題の小室圭と秋篠宮眞子さんについての文春、新潮の記事。
小室圭が成田空港の到着口から出てきた姿を見ていて、「艱難汝を玉にす」という言葉を思い出していた。「小室が玉か」と文春、新潮は怒るかもしれないが、甘ったるい海の王子から、目つきのややきつい精悍な大人の男になって帰国した。
長く伸びた髪を後ろで束ねたちょんまげのような髪型は野武士のようである。
日本を離れていた3年2カ月という歳月と、楽ではなかっただろうニューヨーク生活が、彼を鍛え、たくましくしたのだろう。
170人を超える取材陣の前で一礼した彼に、敵地へ乗り込んできたという雰囲気を感じたのは、私の考え過ぎだろうか。
文春、新潮は共にトップの大特集だが、内容はこれまでの蒸し返しである。だが両誌ともに、小室圭の勤め始めたのはニューヨーク、マンハッタンのセントラルパーク南側にある「ローウェンスタイン・サンドラー」という法律事務所で、全米に5つの事務所があり、350人以上の弁護士を擁していると報じている。
テクノロジー、生命科学、投資ファンドの分野に強みがある大手だそうだ。小室圭はまだ試験の合否が分からないという不安材料はあるが、既にここで働き始めているそうだ。
私がニューヨークへ初めて行ったのは30代半ばだった。ミネソタ州のミネアポリスでホームステイをしていて、友人のカメラマンと遊びに行ったのだ。
機上から見たニューヨークの街は夕暮れの中で光り輝いていた。私がもう少し若かったらこの街でチャレンジしてみたかった、そう思わせる何かがこの街にはある。
テレビドラマ『SUITS』のような弁護士生活を思ってしまうものの、現実はそうではないだろうが、私には羨ましい。
小室圭帰国の話に戻ろう。彼は隔離期間を彼の意向で帝国ホテルで過ごすといわれていた。だが、空港を出て向かった先は母親・佳代が待つ横浜の実家だった。何が起きたのか。
女性セブンによれば、帰国直前に小室圭がキャンセルしたそうだ。準備していたホテル側は驚き、あわてたことだろう。
もっと困惑したのは警備をする警視庁だった。「彼の自宅は神奈川県で、警視庁の管轄の都内を離れる。この変更は簡単な話ではありません」(警視庁関係者)
昔から犬猿の仲といわれる警視庁と神奈川県警である。もし事実だとしたらわがままが過ぎるとは思うが、本当のところはどうだったのだろう。
警備費は宮内庁が払うのだろうが、帝国ホテルに泊まっていれば宿泊代はどこが払うのか。このへんの小室母子の金銭感覚のルーズさが、週刊誌に突っ込まれる所以である。
新潮は、秋篠宮紀子さんと旅立つ前、しばらくの間2人で過ごすのは、以前、婚約内定を受けた時に宮内庁が探した、秋篠宮邸からほど近い赤坂の低層マンションではないかと推測している。
2LDKで家賃は月80万円超。新婚生活を送るには最高だろうが、このおカネもどこが払うのだろう。
私のような貧乏人はすぐカネに目がいく。多くの国民の関心も実はそこにあるはずだ。
眞子さんが一時金を辞退したが、ニューヨークでの彼らの生活費の面倒も秋篠宮家が秘密裏に見るのではないかと、多くの週刊誌が報じている。
そうしたことが、ネット上ではあるが、秋篠宮家への批判が広がっている背景にあることは間違いない。新潮によれば、このような声があるという。
「次の天皇は秋篠宮家から即位させるべきではないと強く思います」
「秋篠宮家の皇族としての自覚のない教育が、ドミノ式に皇室を崩壊させて行くように思えます」
一部の極論ではあるが、秋篠宮家の存続を望まない声があることを秋篠宮が知ったら、さぞ悲しむことであろう。
眞子さんと小室圭は、会見やこれからの生き方で、秋篠宮の教育や考え方が決して間違っていなかったことを、国民たちに示さなければいけない。
10月1日に開かれた結婚発表会見で、加地隆治皇嗣職大夫とともに宮内庁の永井良三皇室医務主官と精神科医の秋山剛医師が同席した。
そこで、加地嗣職大夫から衝撃的な発言が出たのである。
眞子さんが「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断されていたと明かし、眞子さんが一時金の受け取りを固辞したのも、結婚後にも今のような批判や誹謗中傷が続くならば、精神的な負担を感じてしまうからだというのである。
複雑性PTSDは、「長期的に反復するトラウマを体験し、感情が不安定になるなどの持続的な症状があることが特徴」(産経新聞10月2日付)で、眞子さんは2018年から19年頃から、「自身や小室圭さん、それぞれの家族への誹謗中傷を正すことが『困難であるという無力感』を感じ、『結婚後、平穏で幸福な生活を送りたいという願いが、不可能になってしまう恐怖』を感じるようになられたという」(同)
さて、小室母子だけではなく、秋篠宮家も中傷するような報道を繰り広げてきた週刊誌などは、これを受けてどうするのか。
美智子皇后(当時)バッシングのときは、報じた女性週刊誌などが謝罪したが。(文中一部敬称略)
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