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岸田”脛に傷”政権、UR利権の甘利、ドリル小渕…「来年参院選前に早くも交代」の声が 

二階氏切り捨て策にも怪しい火種が…

 ただ、火種はそれだけではない。党幹部人事にひとりも入らず、冷や飯食いが確定した二階派だ。

「岸田氏は総裁選出馬の際、『党幹部の任期は3年まで』と実質、長らく幹事長をしてきた二階氏を斬り捨てた。二階派は主に、河野太郎氏を支援しましたしね。二階氏を干し上げる事によって国民の支持を得ようというわけですが、若頭的存在の武田良太・総務相らは黙っていないでしょう。いずれ党内抗争、いわゆる“政局”を仕掛けてきますよ」(自民党関係者)

 岸田氏率いる宏池会は、かねてから「お公家集団」と呼ばれ、政局に弱いとされてきた。

「不吉な予感を感じさせたのが、鈴木善幸元総理の息子・俊一氏を最重要閣僚である財務相にしたこと。宏池会である善幸氏は、時の実力者・田中角栄氏から嫌われない『良い人』だったために総理の座につけた。しかし党内抗争に苦慮して、総裁選に再出馬せずに総理の座を自ら降りています。岸田政権はその二の舞になるのでは……」(同前)

 来年夏には参院選がある。

 参院選で大敗北しようものなら、「ねじれ国会」となり政権運営はレームダックとなる。それを防ごうと、”肉食系”政治家が蠢きだすのも、時間の問題かもしれない。

与良天悟(芸能ライター)

1984年、千葉県出身のウェブメディア編集者。某カルチャー系メディアで音楽や演劇を中心にインタビューなどを担当するほか、フリーで地元千葉県の企業の記事なども請け負っている。

よらてんご

最終更新:2021/10/04 21:00
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