「家系カップ麺」食べるなら今!? 吉村家、吉祥寺武蔵家…発売中の3品を食べ比べ
#ラーメン #カップ麺 #カップ麺一行3昧
「吉村家」に端を発し、横浜のご当地ラーメンとして認知された「家系ラーメン」は、今や横浜の枠を超えて全国でその名を轟かせ、家系の味を供するお店が日本全国に存在しています。
しかし家系ラーメンは、その知名度の高さの割に、有名店の味がカップ麺として再現されることは少なく、これまでにも数えるほどしか商品化されていません。家系ラーメン7不思議のひとつと言って良いかもしれません。……他の6不思議が何かはわかりませんが。
今回は、家系ラーメンのレジェンド店、吉村家と吉祥寺武蔵家の味を再現することにチャレンジした2商品&家系ラーメン風を意識しているであろう1商品をご紹介していきます。
元祖家系ラーメンの味を再現! 明星食品「家系総本山 吉村家豚骨醤油味」
まずはローソン限定商品、明星食品の「家系総本山 吉村家豚骨醤油味」278円(税込)。横浜にある、言わずと知れた家系ラーメンの名店「吉村家」監修のカップ麺です。ローソンは「ローソン名店シリーズ」として、名店とタイアップして多くのカップ麺を登場させていますが、中でも「吉村家」はキングオブキングス、大物中の大物です。
直系から傍系に至るまで、日本全国に家系を名乗るラーメン店は多いですが、家系ラーメンの頂点に立つ唯一無二のお店が「吉村家」であり、家系ラーメンのラスボス。ラーメン界に与えるその影響力の大きさは、「ラーメン二郎」と双壁と言って良いかもしれません。
家系ラーメンの特徴を踏まえた豚骨醤油味のスープ鶏油を浮かせ、中太で縮れのついたノンフライ麺を合わせています。お店の麺に比べるとひとまわり細い印象ですが、雰囲気はよく掴んでいるように感じました。
家系ラーメンの中でも「吉村家」は濃い醤油味が特徴で、そのキレの鋭さによってごはん必須のスープとも言われています。お店では、ごはんを片手にラーメンを食べている人がたくさんいます。
今回のスープでも醤油の濃さがしっかり再現されており、やはりごはんが必要なほど濃厚。加えて、スープ表面には鶏油が浮いており、「吉村家」らしい醤油の濃さと鶏油の甘みのコントラストを楽しむことができます。
家系ラーメンの特徴的な具といえば、ほうれん草と焼海苔ですが、どちらもバッチリ入っています。ほうれん草はあまり多くありませんが、焼海苔は大きいものが3枚も入っていて豪華。スープの醤油味と鶏油をまとわせた焼海苔で食べるごはんが、世の中で一番美味しいものという可能性は否定できません。他にチャーシューとねぎが入っていました。
税込278円と高額ですが、お店の再現性の高さもピカイチで、特にスープのおいしさは必食レベル。むしろコスパが良いとまで言えそうです。
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