『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』が実話を『セブン』のように描くホラー映画になった理由
#映画 #ホラー
ド派手な見せ場をさらに楽しめる4D上映もおすすめ
前述した通り、この『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』の基本はやはり「さまざまな驚かせ方をする娯楽ホラー」。端的に言って遊園地のお化け屋敷のような楽しさがあるため、一部の劇場で実施されている4D(4DXまたはMX4D)もおすすめしたい。
4Dは、映画の内容に合わせて、座席が激しく動いたり、水が吹きつけたりといった、まさにアトラクション的な演出が楽しめる上映スタイルだ。4Dは作品によってはあまり演出と作品の内容が噛み合っていなかったり、演出自体が少なくて物足りなく感じることもあるのだが、今回は一味違う。何しろ、冒頭の少年の悪魔祓いのシーンからしてド派手なのだから。
映像だけでも「ポルターガイストとエクソシストが同時勃発する」というとんでもない見せ場なのに、4D上映ではさらに座席の激しい動きだけでなく、「吹き荒れる風」の演出が楽しめる。悪魔の凄まじいパワーを、まさに「体験」する面白さがあるのだ。
その後もバラエティ豊かな恐怖シーンが続くので、4D上映も「盛れ」ば、やはりさらに楽しめるだろう。まだまだ続くコロナ禍の厳しい情勢でも安全に楽しめる、デートに最適なホラー映画としても、存分におすすめしたい。
【画像5】
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』
2021年10月1日(金)公開
2D/4D同時上映 ※一部劇場を除く
監督:マイケル・チャベス(『ラ・ヨローナ ~泣く女~』
製作:ジェームズ・ワン(『死霊館』『ソウ』『ワイルド・スピード SKY MISSION』『アクアマン』)
ピーター・サフラン (「死霊館」ユニバース 全作でコラボレーション)
脚本:デイビッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック(『死霊館 エンフィールド事件』『エスター』『アクアマン』)
出演:パトリック・ウィルソン、ベラ・ファーミガ、ルアイリ・オコナー、サラ・キャサリン・フック、ジュリアン・ヒリアード
製作:ニューライン・シネマ
2021年 アメリカ映画/2021年 日本公開作品/原題:THE CONJURING: THE DEVIL MADE ME DO IT
上映時間:112分/スコープサイズ/2D /5.1chリニアPCM+ドルビーサラウンド7.1(一部劇場にて)
字幕:佐藤真紀/映倫区分:R15+
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