EXILEはギャンブルCMに登場!「NGなし」で守備範囲を広げる“エンタメ総合商社”LDHの戦略
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EXILEのNAOTO、白濱亜嵐、関口メンディー、佐藤大樹が出演する競輪アプリ『TIPSTAR』のテレビCMが9月27日からオンエアされている。
『TIPSTAR』は株式会社ミクシィが提供する競輪アプリ。アプリ上でネット投票が可能で、レース動画を観ることもできる。
「競馬やボートレースなどの公営ギャンブルのCMに出演する有名人はめずらしくないものの、投票できる競輪アプリのCMとなると、ちょっとハードルは高め。ギャンブルのイメージが少なからずついてしまうので、敬遠するタレントも少なくないんです。EXILEというと、まさに超一流のアーティストですから、そのCMに出るというのは驚きもあります」(広告関係者)
今年で20周年を迎えたEXILE。その節目となるタイミングで、EXILEを始めとするLDH勢が“タブーなし”の姿勢で多方面に進出している。競輪から子供向け番組まで、LDHの守備範囲はかなり幅広い。
「2019年から、テレビ東京の子供向け番組『おはスタ』のアシスタント・おはガールは、全員LDH所属のタレントです。そのおはガールたちをはじめとするLDHの若い女性タレントとが主演する女の子向けの戦隊モノ『ガールズ×戦士シリーズ』も2017年から放送しています。
9月に始まった『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)の主演である前田拳太郎もLDHの所属。ライダーものにまで食い込んでくるところに、LDHの貪欲さと を感じます」(テレビ局関係者)
また、4月には、GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZの人気4グループが参加するメディアミックスプロジェクト「BATTLE OF TOKYO」もスタート。メンバーたちをモデルとしたアニメーションやゲームが展開されていくという。
「現在のLDHはターゲット層を絞ることなく、老若男女にエンタメを届けようとしています。あらゆる層の人々の受け口となるコンテンツが揃っているのは本当に強いですね。しかも、競輪アプリもNGとしない適度なユルさがあるからこそ、さらに間口が広くなっていく。今後何十年も世代を超えてエンタメを提供していこうという、強い意志を感じます」(音楽業界関係者)
そして、LDHの史上最大オーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」も始動。その模様は、10月にスタートするテレビ東京系『~夢のオーディションバラエティー~DreamerZ』でその様子が密着される。
「オーディション番組といえばK−POP系が人気ですが、K−POPの場合、オーディションでグループを結成しても、活動期間が2年ほどに限定されていたり、デビューした途端に注目度が下がったりして、合格者がそんなに得をしないケースも多い。でも、長期的なビジョンで動いているLDHのオーディションなら、たとえすぐにブレイクしなくても将来性は充分。合格すればLDHに入れるというだけで相当なメリットです。そういう意味でも、いい人材が集まってくる可能性も高いでしょうね」(同)
パーフェクトな“エンタメ総合商社”となりつつあるLDH。10年後、20年後にどのような存在になっているのだろうか。
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