那須川天心、意外なところの〝お膳立て〟で実現!? 格闘技ファン待望のビッグマッチ
#那須川天心
来年3月にキックボクシングを引退、その後、ボクシング転向を発表している「キック界の神童」こと那須川天心が23日、横浜・ぴあアリーナMMで行われた格闘技イベント『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』で第7代RISEバンタム級王者の鈴木真彦に判定勝ちを収め、連勝を45に、キックボクシングでは残り2試合となった。
試合後、那須川はリング上で、「練習してるパンチを出しすぎて、空回りしちゃったんですけど、いいものを見せられたなと思います。蹴りを使わないとやっぱり難しい。しっかり那須川天心を磨いていきたいと思います。しっかりとあと2試合、誰とやってもいいように仕上げる」とコメントした。
「明らかに天心はケガをしないように〝安全運転〟をしていたが、それでも、天心に以前敗れ、リベンジに並々ならぬ覚悟で臨んだ鈴木をまったく寄せ付けなかった。もはや、キック界でやり残したことは1つしかないだろう」(格闘技ライター)
そのやり残したこととは、Kー1世界王者・武尊とのビッグマッチ。現時点で、那須川は格闘技イベント・RIZINの大みそか大会の参戦を予定しているが、そこでの実現はなかなか難しいようだ。
「以前から武尊は完全に公平な判定による決着のため、『中立のリングでやりたい』と公言している。天心はRISEの所属だが、これまでRIZINのおおみそかではビッグマッチを行っているので、中立のリングとは言えない。なので、おそらく、天心のキック引退試合の相手が武尊になる可能性が濃厚になって来た」(同)
一部メディアによると、試合後の囲み取材で、天心は武尊戦についての質問が飛ぶと、「動きが本当にないので、僕もマジで分からないです。組まれるのであれば、向こうもやりたいだろうし、盛り上がるカードだと思います」と前向きだったが、どうやら、意外なところの〝お膳立て〟でビッグマッチが実現するかもしれないというのだ。
「ビッグマッチの場を用意しそうなのがテレビ朝日。といいうのも、9月9日放送の人気バラエティー番組『アメトーーク!』で『キックボクシング大好き芸人』を放送し天心がゲストとして登場。武尊戦について、『見たいなって一格闘技ファンの願望を訴えさせていただいただけです』と言及。K-1もRISEもテレ朝が出資するインターネットテレビ局・ABEMAが放送権を持っており、おまけに、テレ朝は『新日本プロレス』を長年中継し、格闘技中継のノウハウも熟知。2人のために興行を打って独占中継する流れになりそうだ」(格闘技業界関係者)
どうやら、格闘技ファンの期待を裏切らない展開になりそうだ。
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