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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 沖田臥竜×武田玲奈「ムショぼけ」って何だ?

【沖田臥竜×武田玲奈】「ムショぼけ」って何だ? 清純派女優が異色ヤクザドラマでギャルに変身! 挿入歌熱唱!!

モー娘。を想起させる武田玲奈の歌声

――武田さんは、沖田さんが作詞した『ムショぼけの』挿入歌『セブンスター』も、ラッパーであるLGYankeesのHIROさんと歌われました。

武田 挿入歌を歌わせていただくなんて初めてでした。私は、歌詞を覚えるのがとても苦手なので、家の近くの公園で必死に覚えて臨みました。めちゃくちゃいい曲ですよ。Cメロの最後に「セブンスター」という名前が出てくるところが好きですね。ぜひ、聞いてみてください。

――これを機に歌手活動をする気は?

武田 さすがにそんなつもりはないんです(笑)。ただ、音楽映画が好きで、ミュージカルに出られるほどの実力はないんですけど、作品の中で歌うのは好きです。

沖田 武田さんは、レコーディングで4時間ぐらい歌いっぱなしでした。やっぱり最前線で戦っている女優での努力や集中力はすごいわ。声質はものすごくアイドルっぽくて、自分の世代でいうと、モーニング娘。を連想させる声でした。

武田 歌うことは好きなので、楽しかったですね。役柄のリサとして歌ったので、歌に込める思いが大事だと思いました。今回は誰を思って歌うかというと、物語の中の陣内さんを思い浮かべましたね。ギャルのリサが、なぜ元ヤクザの陣内さんのことを思うのか……そのあたりはドラマを見てほしいです。

――その主人公の陣内は魅力的なキャラクターですが、元ヤクザで社会的には疎外されている存在。ヤクザというものに対する印象は、この作品に出演して変わりましたか?

武田 いろんなヤクザ映画、ドラマを見てきて感じるのは、日本のひとつの文化だなって。私の人生では、直接的な接点がなかったのでよくわからないところもありますが、今の時代では、ものすごい悪の存在にされていますよね。でも、その人たちには、その人たちなりの大変さがあるんだなって知りました。

――共感する部分があったのですか?

武田 みんなが生きづらい世の中になっているんだなって。ヤクザの人も、そうでない人も、みんなどこか生きづらいなって。実際に、私も生きづらいと思うことありますから(笑)。

――やっぱり、芸能界は生きづらいですか?

沖田 サイゾーはそういうの聞くが好きやなぁ(苦笑)。

武田 芸能界は楽しいですよ(笑)。いろんな世界が見られ、いろんや役柄を演じられるので、刺激がいっぱいです!

(写真=名和真紀子)

●沖田臥竜(おきた・がりょう)
2014年、アウトローだった自らの経験をもとに物書きとして活動を始め、小説やノンフィクションなど多数の作品を発表。最新小説『ムショぼけ』(小学館文庫)ほか、『忘れな草』(サイゾー)、『死に体』(れんが書房新社)など。


 

●武田玲奈(たけだ・れな)
1997年7月27日生まれ。『Popteen』のモデルを経て、2015年に映画『暗殺教室』で女優デビュー。以降、数々の映画、ドラマに出演。16年から21年までは、『non-no』のモデルとしても人気を博す。

武田玲奈のメアメイク&スタイリング
ヘアメイク/長坂賢
スタイリスト/RIKI YAMADA
衣裳協力/ワンピース・IAPETUS (ヤプトゥス)、アクセサリー・paile(ペイル)(その他、 スタイリスト私物)

■ドラマ『ムショぼけ』
10月3日より朝日放送(毎週毎週日曜よる11時55分)、10月5日よりテレビ神奈川(毎週火曜よる11時00分)で放送スタート。TVer、GYAO!にて見逃し配信あり。


https://www.asahi.co.jp/mushoboke/

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最終更新:2021/09/26 19:46
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