峯岸みなみ、YouTuberとの交際報道も心配なし? 選抜総選挙を幾度も経験してきたAKB48一期生の強さ
#峯岸みなみ
ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!
――5月にAKB48を卒業した峯岸みなみが、人気YouTuberと交際しているそうですね!
双方が交際を認めましたね。お相手は、愛知県岡崎市を拠点に活動している男性6人組のYouTuberグループ「東海オンエア」のリーダー・てつや。9月17日に「文春オンライン」で報道され、峯岸さんは18日、自身の公式Twitterで「皆様からの温かい言葉がとてもとても嬉しいです」とツイート。てつやさんも同日、自身のYouTubeチャンネルで交際について「事実でございます」「僕のファンの方は知ってるかもしれないんですけど、僕はみなみさんのことが、12年前、高校1年生の頃からずっと好きで」と長年、峯岸さんのファンであったことを説明していました。
――今はアイドルの交際相手がYouTuberという時代なんですね~。
そうですね。東海オンエアのYouTubeチャンネルの登録者数は609万人(9月23日現在)。国内9位だそうです。チャンネル登録者はどれだけの人が支持して継続的に見てくれるかという指標になりますから、トップクラスの人気者ということになります。
――609万人かあ……さぞ儲けてるんでしょうね。
YouTubeは再生1回あたり収益は0.1円。何本か広告が入っている動画で0.3円と言われています。国内1位のHIKAKIN(ヒカキン)さんでチャンネル登録者数1000万人以上。仮に、1000万人全員が見たとして、1本の動画で収益は300万円。ヒカキンさんは年間500本撮るそうですから、単純計算で年間15億円稼いでいることになります。総再生回数で見てみると、東海オンエアは90億回以上。0.3円入ったとして27億円。メンバー6人でざっくり割ったとして、これまでに5億円近くメンバーそれぞれが持っていることになります。チャンネル登録者数や再生回数でそのYouTuberの収入がモロにわかっちゃいますね。
――5億円! やっぱりYouTuberは稼げるんだなあ。
とはいえ、それくらい稼ぐためには、チャンネル登録者が動画を見たときに「おもしろい」と納得できるレベルのものをずっと配信し続けないとなりません。ヒカキンさんは年間500本を続けているのだから、たいへんなことですよ。普通はそんなにクオリティを維持できない。そうすると、おもしろくなくなって再生回数が減っていくか、へずまりゅうみたいなただ目立ちたいだけの迷惑行為に走るやつが出てくる。小学生が「YouTuberになりたい」と言うけど、稼げる人はほんの一部です。
――確かにそうですね。
たとえばチャンネル登録者数が1万人のYouTuberで、広告があまり付いていなければ、1本の動画で1000円しか稼げません。1000人だったら100円。100人だったら10円。おもしろくなければ人知れず消えていくだけ。
――厳しい世界ですね。峯岸は今はカネに目がくらんでいるかもしれないけど、この先大丈夫かな。
峯岸さんは、もともとAKB48で選抜総選挙を幾度も経験してきた人。たくさんの人が支持してくれなければ、いいポジションに行けないということは身にしみてよく知っています。そう考えると、てつやさんの稼ぎもすごいと思うかもしれないけど、それ以上に、600万人ものファンを集めているというところが「私よりすごい」と思ったのでしょう。てつやさんはてつやさんで峯岸さんのファンだった。双方が尊敬の気持ちを抱いている。この2人、うまくいく気がします。
――なにげにいい話ですね。
ちなみに、てつやさんが交際を発表したのは自分個人のYouTubeチャンネル。そちらのチャンネル登録者数は91万人以上(9月23日現在)。この動画もまた再生1回あたり0.3円儲かります。そのあたりは抜かりないですね。
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