「カップヌードル スーパー合体」4種食べ比べ! 「シーフード風味のクリームソーダ」も飲んでみたら…
#カップ麺 #カップヌードル #カップ麺一行3昧
○○○のおかげで意外性のある味に変身!「カレー&シーフード」
続いては、「カレー&シーフード」193円(税別)。「カップヌードル」シリーズの花形とも言える2商品の合体! 「カップヌードル」よりハッキリした味わいの「カレー」や「シーフード」を好んで食べるという方も多いのではないでしょうか。スター同士の夢の共演と言えるでしょう。
「シーフードカレー」だと至って普通の組み合わせになりますが、どちらも主張が強そうなので合体したらどうなってしまうのか不安でもあります。
味の中心となっているのは玉ねぎの風味を効かせたカレー味ですが、いつもの「カップヌードルカレー」ほど濃いカレー味ではなく、とろみもあまり強くありません。カレーと玉ねぎの味に、「シーフードヌードル」要素であるクリーミーな味わいが加わることで、懐かしの学校給食のカレーシチューのような色味となっています。
シーフード味よりも、クリーミーな味わいや紅生姜の風味が強く、特に紅生姜のパンチによって、意外性のある新しい味を生み出していて驚きました。カレーシチューであり、紅生姜カレーであり、シーフードカレーでもあります。
具でもっとも目立っているのがポテトで、これは「カレー」要素。それ以外のいか、かにカマ、たまごは「シーフード」要素。圧倒的に「カップヌードル」だった「カップヌードル&しお」に比べて、両者の勢力が拮抗しています。まさかポテトといかが共演するなんて、誰も思ってなかったですよね。
カレー味と玉ねぎで「カレー」らしさ、そしてクリーミーさや紅生姜の風味で「シーフード」らしさを保ちながら、意外性のある新しい味に仕上げているのがお見事な一杯で、「カップヌードル&しお」に比べて「合体」感もありました。
カップヌードル界の新参者同士がタッグを組んだ「味噌&旨辛豚骨」
3つめは、「味噌&旨辛豚骨」193円(税別)。どちらも比較的最近「カップヌードルシリーズ」の仲間に加わった「味噌」と「旨辛豚骨」の組み合わせですが、「味噌」あたりはもう30年はいたかのような安定した存在となっています。
世に出回る味噌ラーメンの多くは豚骨ベースのスープなので、この組み合わせはひょっとするともっとも意外性がないのかもしれませんが、あの日清食品がわざわざ驚きのないものを作るとも思えませんよね。
スープの中心は味噌味で、豚骨ベースで力強い味わい。具は「味噌」と「旨辛味噌」の両要素をバランスよく組み込んでいます。両要素を合体させた味というのは十分伝わってきますが、豚骨ベースの味噌味なので、とても自然な風味です。味噌味の派手さがない分、豚骨の力強さが加わった味噌ラーメンという印象でした。
別添で「特性旨辛ラー油」を加えてピリ辛に仕上げますが、これが「旨辛豚骨」要素。スープに唐辛子のピリ辛や紅生姜の風味を加えています。それほど目立つわけではないですが、隠し味となっていました。
まるで昔から存在しているかのような完成度の高さで、面白さや意外性はないですが、おいしさは4品の中で頭一つ抜けている印象です。
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