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ベストジーニスト、今年は「またジャニーズ勢の独擅場」の声…20年は元東方神起ジェジュン受賞も

ベストジーニスト、今年は「またジャニーズ勢の独擅場」の声…20年は元東方神起ジェジュン受賞もの画像1
『第38回ベストジーニスト2021』公式サイトより

 1984年から開催されている「最もジーンズが似合う芸能人」などに贈られる『第38回ベストジーニスト2021』の一般選出部門のノミネート者が17日、主催する『日本ジーンズ協議会』から発表された。

 同アワードは、「一般選出部門」「協議会選出部門」「次世代部門」の3部門があり、部門ごとに毎年1回選出・表彰。「一般選出部門」を3回(2010年までは5回)受賞した著名人は、「永久ベストジーニスト」として殿堂入りするとあって、毎年のように話題になっていた。

「20年までの『一般』はランダムでの投票だったので、ジャニーズ事務所に所属するタレントたちが〝組織票〟で上位を占めるのが当たり前のようになってしまった。そのため、男性部門はジャニーズ勢の独擅場だった」(テレビ局関係者)

 その歴史を振り返ると、94年に木村拓哉が受賞しその後5連覇で殿堂入り。99年からは草彅剛が5連覇で殿堂入りし、04年はKinKi Kidsの堂本剛が受賞。

 05年は演歌歌手の氷川きよしが受賞したが、06年から10年がKAT-TUN・亀梨和也、11年から13年が嵐・相葉雅紀、14年から16年がKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔、17年から19年がHey!Say!JUMP・中島裕翔が連覇で殿堂入り。実にジャニーズ勢は6人が殿堂入りを果たしていたが20年、異変が起きた。

「コロナ禍とあって、毎年恒例の授賞式は開催されず。しかし、中間発表ではKing&Princeの永瀬廉が1位でそのまま初受賞かと思われた。ところが、最終的には元東方神起のジェジュンが受賞。各メディアはジャニーズに忖度してか、ほとんど記事にしなかった」(芸能記者)

 そして迎えた今年はノミネート制に変更。

 同協議会によると、インターネットおよびSNSを通じてランダムに選ばれた10代~50代までの幅広い世代2000人から「最もジーンズが似合う有名人」を独自にヒアリングし選出。

 その結果、男性は、EXIT・兼近大樹、キンプリ・永瀬、永瀬と同じキンプリメンバーの平野紫耀、嵐・松本潤、さまぁ~ず・三村マサカズ、俳優の横浜流星、女性は新木優子、池田美優、滝沢カレン、中村アン、山本美月、米倉涼子の各6人が選ばれたのだが……。

「20年男性部門で選ばれたジェジュン、女性部門の杏は殿堂入りの可能性があるので〝シード権〟のようなものが与えられてもいいはず。男性は6人のうち3人がジャニーズ勢で、正直なところ、ジャニーズ勢が受賞のお膳立てをしているようにしか思えない。仮に今年、ジャニーズ勢が受賞した場合、ルールが変わって『殿堂入りしやすくなる』という声もちらほらきこえるが……」(同)

 とはいえ、松潤からすれば後輩2人には負けたくないはずだろう。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/09/24 08:00
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