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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 眞子さま、佳子さまの「乱」の行方

眞子さま、佳子さまの「乱」が導く皇室制度の行方

週刊現代がぶち上げた“河野太郎総理”の真相

 新潮で岸田の妻・裕子が、「主人の中では“絶対勝たなくてはいけない”と強い覚悟があるような気がします」といっているが、勝つためなら安倍のいうことを何でも聞くということだろう。

 今回の総裁選は安倍・麻生対菅・二階の代理戦争である。誰が勝っても国民はおいてけぼりにされる。そうさせないために、バカ騒ぎの総裁選の後に行われる衆議院選では、長老支配で腐敗した自民党をあわてさせる一票を投じようではないか。

 私がちょっぴり期待していた石破茂は立候補を諦めてしまった。16人しかいない派閥もまとめられず、カネもないようだから、立候補するのは難しかったことは分かる。

 だが人間には負けると分かっていても勝負に出なくてはいけない時がある。それが今回だったことは間違いない。

 先週のサンデー毎日で石破は、『人新世の「資本論」』(集英社)の斎藤幸平と気候変動から公益資本主義まで議論している。マンガばかり読んでいる麻生や、本などほとんど読まないであろう安倍にはできない読書量が、石破にはある。

 9月15日の出馬断念会見でも、無制限に記者からの質問を受け、丁寧に答えていた。明確ではない点も多々あったが、安倍や菅にはなかった「説明力」は記者たちにも伝わったことだろう。惜しいと思っているのは、私だけではないはずだ。

 現代はいち早く河野太郎総理とぶち上げている。気の早いことだ。

 だが、現代がいうように河野が総理になれば、「派閥の論理と長老支配を打ち破って総理総裁に就任する――。『時代が変わった』ことを世に示せば、旧態依然の自民党に見切りをつけていた有権者の支持が戻り、総裁選では圧勝するだろう」とは思わない。

 ここでさまざまな河野評を紹介してきたが、一言でいえば、自分の言葉を国民に押し付けるばかりで、国民からの声を聴かない人間はトップの器ではない。

 では誰がいいのか? 操り人形か他人の言葉に耳を傾けない変人か、ウルトラ右翼の中では、比較的ましなのは野田聖子ではないかと思っている。

 元暴力団の夫のことはあるが、彼女は不妊治療など人間としての苦しみを経験してきている。女性総理誕生ならば、野田がベターではないかと思う。だが、今回の総裁選では野田は泡まつ候補である。

 ポストは自民党OB17人が次の総理を選んでいるが、河野太郎6票、岸田文雄5票、高市早苗2票となっている。

 河野と岸田は互角だな。

 時事通信(JIJI.COM9/20<月>7:12配信)がこう報じている。

「自民党総裁選について、時事通信は党所属国会議員の支持動向を調査した。
それによると、河野太郎規制改革担当相(58)と岸田文雄前政調会長(64)が競り合い、高市早苗前総務相(60)が激しく追っている。出遅れた野田聖子幹事長代行(61)は挽回に懸命。ただ、2割程度が態度を決めておらず、党員・党友票の行方を含め、情勢は流動的だ」

 総理にふさわしい人間を国民がつくり上げていく。10年20年かかるだろうが、そこから始めなくてはいけない。既成の政治家にいい人材などいるわけはないのだから。(文中敬称略)

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