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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 眞子さま、佳子さまの「乱」の行方

眞子さま、佳子さまの「乱」が導く皇室制度の行方

安倍元首相の後任を自認――高市早苗の行状

 菅といえば、文春は河野の裏には菅がいると見ている。闇将軍気取りの安倍が考えているのは、自分の意のままになる岸田政権を誕生させることである。

 河野はいつ寝返るか分からない。事実、安倍が自分を推さないと感じた河野は、「森友学園問題は終わっていない」と公言している石破茂と会い、石破は立候補を断念して河野を応援することが決まった。

「菅氏は退陣表明直前に政調会長起用を検討したほど、石破氏との関係は悪くない。河野・石破連合で、河野氏が一回目から過半数を奪えば、キングメーカーは菅氏になる。安倍氏は反主流に追い込まれかねない」(政治部デスク)

 菅はコロナ対策に無策だったため辞任に追い込まれた。それなら河野も同罪であるはずだが、彼は会見やメディアで、「河野太郎でなかったらここまで来なかっただろうと思っています」(新潮のグラビア)と語っているそうである。彼の辞書には自省という言葉はないのようだ。

 それに河野の周りには人がいない。彼は下戸だから、仲間と酒を呑むこともあまりないようだ。こんな話が新潮にある。

 ウォーキングが河野の趣味らしいが、大臣になるとSPが付くから引き連れて歩くのが面倒くさいと、議員宿舎の廊下を歩くようになったそうだ。

「ジャージーを着た河野さんがイヤホンを付けて同じところをぐるぐる回っている。それが不気味だと、話題になっていました」(自民党関係者)

 このように“不気味”で自説ばかりを押し付けてくる人間に、多くの議員票が集まるとは、私には思えない。

 酒を呑まず、歩くことが趣味という点で菅と気が合ったのかもしれない。だが私のような呑兵衛は、二代続けて下戸首相はやめてほしいと心から願う。

 私が党員票を持っていたら、酒豪というだけで岸田に入れてしまうだろう。

 高市早苗は、「憲法改正、靖国参拝、選択的夫婦別姓反対」を声高に叫ぶウルトラ保守で、安倍の後継者を自任する。

 彼女を愛人にしていたのではないかと噂されたことがある石井一元新進党幹事長は、ブランドものの50万もする洋服を買ったやっただけだ、それからすぐに新進党を出ていってしまったと笑い飛ばして、こういう。

「総理大臣になれるほどの人なんやろか、と疑問に思う。まぁやっぱり安倍が色々動いたんやろな」

 安倍の戦略はこうだ。総裁選の第一回投票では誰も過半数はとれない。そうなれば、高市を岸田と組ませて河野に勝ち、岸田を総裁にする。高市には、それなりに処遇するといい含めてあるはずだ。

 岸田は、最初は二階幹事長を斬ると勇ましかったが、菅が辞任してしまうと存在感が日に日に薄くなっていっている。元々イケメンという以外売り物がなかった政治家だから、安倍のいうがままに動いているだけだろう。

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