乃木坂46、世代交代はまだ早い!? 『マシンガンレイン』で見えた“アンダーの意義”
アイドルファンは改めてグループの「層の厚さ」を実感したようだ。
乃木坂46の28枚目シングルに収録されるアンダー曲『マシンガンレイン』のMVが公開された。同曲のセンターは、2期生の寺田蘭世が務めている。
「今回は、今まで4期生楽曲のみで活動していた選抜落ちメンバーが、先輩たちに合流した最初のアンダー曲です。現在、選抜メンバーによる表題曲は3、4期生が中心になりつつあり、28枚目シングルでも4期生の賀喜遥香がセンターに抜擢されました。アンダー曲も同じ動きになるのかと予想していましたが、センターは2期生の寺田となったのは意外でした」(アイドル誌ライター)
2期生がセンターになったのは、表題曲では卒業した堀未央奈が“お披露目センター”を務めた『バレッタ』だけなので、アンダー曲でも寺田がセンターに抜擢されたのは、2期生推しのファンからすれば嬉しいことだろう。
「寺田はまだ2回しか選抜経験がありませんが、アンダー曲では常に1、2列目で過去には3回センターを務めています。『マシンガンレイン』のMVでは、寺田の魅力である『女王様』さながらの棘のある艶姿がファンを引きつけています。表現力では選抜メンバーに劣っていないことを証明できたのではないでしょうか。彼女はファースト写真集が発売されることも発表されており、上り調子。次曲での選抜入りも期待できそうです」(前出・アイドル誌ライター)
今回のアンダー曲では、1期生から4期生までまんべんなく配置されていたが、その意図をアイドル誌編集者はこう読み取る。
「アンダーメンバーは、選抜メンバーが歌番組などを欠席する際に、代理を務めます。また、アンダー曲のクオリティが低いとグループ全体のイメージを落としかねない。その意味でもやはり、選抜を支える重要な存在ですから、そう簡単に3、4期生中心にはシフトチェンジできなかったのでしょう。これから歌番組などでは、賀喜の明るく可愛らしいキャラ同様の表題曲『君に叱られた』がヘビーローテーションされていくことと思いますが、対照的にクールな楽曲である『マシンガンレイン』もファンからは負けず劣らずの高評価を得ています。4期生はこれまで先輩メンバーと関わる機会はほとんどなく、パフォーマンスに関わった楽曲も明るく元気か可愛いものが多かった。今回、先輩の背中を見たり、クールな表現に挑戦したりすることで、アンダーでも全力で活動することの大切さを学んでいくのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
アンダーも含めた全員が『乃木坂46』として、アイドル界を盛り上げてくれそうだ。
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