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坂上忍とブラマヨ吉田、「心霊スポット」不法侵入者に、感情にまかせたコメントを垂れ流し…弁護士が必死に解説する一幕

坂上忍とブラマヨ吉田、「心霊スポット」不法侵入者に、感情にまかせたコメントを垂れ流し…弁護士が必死に解説する一幕の画像1
坂上忍

 14日放送のフジテレビ『バイキングMORE』では「心霊スポット」とネットで拡散され、迷惑行為が横行する神社を自費で管理するユーチューバーについて特集。MCの坂上忍とブラックマヨネーズ吉田敬が、加害者のモザイク処理について暴論を繰り広げた。

 群馬県にある武尊神社はユーチューバーの投稿がきっかけで「心霊スポット」として有名になり、落書きや、窓ガラスが割られるなど迷惑行為が横行するようになってしまった。

 この荒れ放題となった神社を目にして、きっかけとなる動画を投稿したユーチューバーの半田さんと今井さんは宮司に直接謝罪し自分たちで費用を負担、管理の代行を始めるようになったのだが、バリケードや監視カメラを設置した今も迷惑行為は続いてるという。

 番組では「みんな仲間だ不法侵入だ!」などと言いながらバリケードを破壊する防犯カメラの映像が流れたのだが、吉田は「僕前も何回も言ったことありますけど、モザイクかけるじゃないですか」と加害者にモザイク処理が施されていることについて、「これ何守ってるかって言ったら、この子らの未来守ってるんですけど、実害受けてる人の方が大事だと思うんですけどね」と疑問視した。

「それなんだよ」と同意する坂上は「俺もしょっちゅう言ってるけど、テレビ局の自主規制なの?」とフジテレビ伊藤利尋アナウンサーに質問。

 伊藤アナは「まだ罪に問われてないとか、さまざまな配慮をということですね、現時点では」とテレビ局側の意見を話した。しかし納得いかない坂上は「だってひとつの目安として、逮捕されたら顔出しするじゃん。これは明らかに不法侵入は間違いない訳でしょ?」と今度は清原博弁護士に話を振った。

 清原弁護士はもちろん「もしかしたら未成年かもしれないとか、いろんな事情があるもんですから。いったん顔出ししますと、それこそ取り返しの使いものですから」と配慮されるべきだと返したのだが、坂上は、法的な答えではなく心情的な意見が聞きたかったようで「それは法律家としてでしょ?そういうことじゃないでしょ?」と問いただした。

 清原弁護士は苦笑いしつつも「いやいや。やはり、逮捕されるとか、成年だとか、そういう条件がないと。彼らにも人権があるわけですから」と立場を崩さなかったのだが吉田は「でも、やられた方がいつも泣き寝入りっておかしくないですか?」と感情的に訴え、坂上も「だって実害受けてるから」と同調。

 譲らない2人に清原弁護士は「泣き寝入りをされてるのは本当に気の毒ではありますけど、彼らもなんらかの事情があって罪に問われないとなった時に、取り返しがつかなくなってしまうこともあるから、そこは慎重にということだと私はおもうんですけどね」と、被害者感情も理解しつつ最後まで丁寧に説明していた。

 再三の説明にもやはり加害者を許せない2人は「1秒だけでもダメですか?」「モザイクをちょっとずらせないかな」「0.5秒」だけと提案。伊藤アナと清原弁護士にすぐに否定されていた。

 顔出し放送されれば「私刑」にさらされる可能性もあるのだが、2人はつまりそれを望んでいるのだろうか。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/09/15 20:00
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