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週刊誌スクープ大賞

菅義偉首相周辺のリークか――総裁選と眞子さま、小室圭さんの「慶事」報道の関係

入籍日は10月23日――小室圭さんと眞子さまに集まる海外の注目

 さて今週の第1位は、読売新聞のスクープで明らかになった秋篠宮眞子さんの結婚問題である。

 どうやら、読売新聞にリークしたのは菅首相周辺のようだ。これまた、総裁選に有利なように「慶事」をぶち上げたようだが、その甲斐もなく辞任に追い込まれた。

 こちらは破談にならないことを祈る。

 先週、秋篠宮眞子さんの結婚が本決まりになったと紹介した。しかし、その後の女性週刊誌や文春、新潮のバッシングが物凄い。

 中でも文春は、眞子さんは婚約前から、横浜北東部にある小室圭の2DKのマンションに、何度も通っていたと“暴露”したのである。

 最初に訪れたのは眞子さんが英国留学を終えた後だという。

「女性は自らの両親にも、彼の紹介を済ませていた。彼からはすでにプロポーズを受けていたし、その後、英国に留学したときにも、彼は大型連休を利用して会いに来てくれた。帰国後、ようやく彼の自宅を訪れることができたのだ」(文春)

 文春によれば、2人が出会ったのは2012年6月、20歳の時。交換留学生の説明会で小室圭と言葉を交わした眞子さんは、翌7月に初デートしたという。

 しっかり者だが「激しいご気性」(文春)の眞子さんが、唯一甘えられる相手が圭だった。

「眞子さまは交際開始から早い段階で結婚を意識され、その思いに小室さんも、すぐに応えられたのです」(秋篠宮家関係者)

 翌年の2013年12月に小室圭はこうプロポーズしたという。

「将来、結婚いたしましょう」

 英国留学のときはかなり自由にデートできたようだが、帰国してからは外で会うわけにはいかなかった。

「人目を憚ったのか、お二人の逢瀬は“おうちデート”が多く、(中略)小室さんが秋篠宮邸に遊びに来るときは、眞子さまの部屋で二人きりで“おこもり”状態になることもあったそうです」(宮内庁関係者)

 愛は順調に育まれていった。だが、小室圭の母親・佳代と元婚約者との金銭トラブルが報じられ、婚約が延期になる。小室圭は弁護士資格を取得するためにニューヨークへ行ってしまうが、毎日やり取りはしていた。

 新潮は、佳代の知人がこう語っていると報じている。

「佳代さんは『圭と眞子さまは、いつもスカイプを使ってやり取りしています。圭は画面の眞子さまに“君はいつでも可愛いね”と話しかけているんですよ』とも自慢していました」

 口の悪い新潮は「さながらジゴロの口上」だと評している。

 結婚が決まった2人は、もはや週刊誌の悪口など気にすることもないが、宮内庁からの正式な発表はいつになるのだろう。

 日曜日、9月12日は眞子さんの母親・紀子さんの誕生日であった。そこで結婚について何か話があるのではと記者たちは期待したが、週刊女性PRIME(9/8〈水〉19:42配信)によると、

「今年のご回答は昨年のものとほぼ同じ内容で“長女の気持ちをできる限り尊重したい”、“(結婚に関する)見通しなどの言及は控える”といったニュアンスのものでした」

 私は、10月23日が眞子さんの誕生日だから、それまでに入籍するのではないかと見ている。宮内庁はその前に小室圭を帰国させ、2人で会見をさせるという話もあるようだから、来週にも正式な発表があるのではないか。

「暴走婚」「追い出し婚」といわれても、2人は愛を貫き通した。ニューヨークへ旅立つまでには、皇籍離脱、戸籍づくりなどやらなければいけないことがいくつもある。そのため、秋篠宮家を出て都内のマンションにいったん仮住まいをするのではと報じられてもいる。

 どちらにしても、今年のクリスマスはニューヨークで迎えることになる。唯一の心配は、母親・佳代がニューヨークへ行く用意をしているといわれることだ。若い2人の邪魔はしないほうがいい。

 週刊朝日もページを割いて、これについて詳しく触れている。中でも、小室圭の弁護士としての将来に暗雲が、というところが興味深い。

 アメリカの有名弁護士グループのA氏を引っ張り出して、小室圭からの入社依頼を断ったといわせている。

 全米トップ100と呼ばれる大手弁護士事務所(ビッグロー)のパートナー弁護士Aがいうには、昨年の秋ごろある弁護士を通じて小室圭から「働かせてほしい」と、経歴書のようなものが送られてきたそうだ。

 小室は、ニューヨークなど大都市の弁護士の仕事を探していて、ビッグローかミッドローでM&Aの仕事をやりたいと書いてきたそうだ。

 だがAは、小室圭は弁護士になるために必要なJDコースに入らず、LLMのコースに入り、1年後にJDに編入していることを問題にしている。

「米国での就職活動は、2年生の終わりの夏休みで終わります。事務所のサマープログラム(インターン)で働き、その後よほどのことがない限り、その事務所からオファーを受けて就職します。どの事務所のプログラムに入れるかは、1年時の成績で決まります」

 ビッグローのインターンの募集はハーバードやエール、コロンビアといった有名大学から来る成績優秀者を絞っていくそうだ。競争はし烈だが、インターンに採用された学生には1年目から2000万円以上の給与が支払われるという。

 その点、小室圭の経歴には、目を見張るものがなかった。あるのは「眞子さまのフィアンセという一点」だけ。

 M&Aを扱っている弁護士事務所の70%超はトップ100が扱っているので、小室圭はM&Aにこだわらないほうがいいともいっている。眞子さんは約1億4000万円といわれる一時金を辞退するようだが、眞子さんが働いて家計を助けるという選択肢はあるのだろうか。

「若くて職歴がほとんどない場合、米国ではいきなりどこかに就職するというのは難しいです。インターンなどを経て、初めて同じスタートラインに立てます。眞子さまとはいえ、すぐに仕事というのは難しいのでは」(ニューヨーク在住のジャーナリスト津山恵子)

 いいこともある。津山がいうには、アメリカでは小室圭には関心がないが、眞子さんを応援している人は多いというのである。メーガン妃の父親もトラブルメーカーだったが、大事なのは本人だからだ。

 秋篠宮眞子さんの場合、結婚=おめでとうとならないところが残念ではあるが、私は精一杯祝ってあげるつもりでいる。(文中敬称略)

元木昌彦(編集者)

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"。

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もときまさひこ

最終更新:2021/09/14 17:00
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