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週刊誌スクープ大賞

菅義偉首相周辺のリークか――総裁選と眞子さま、小室圭さんの「慶事」報道の関係

アンミカ夫の助成金不正受給疑惑とタマホーム玉木伸弥社長の行状

 さて、アンミカ(49)という女性はモデルだそうだが、テレビの情報番組で不倫から政治まで、歯に衣着せぬ物いいが評判らしい。

 今年の6月に、経産官僚2人がコロナ関連の給付金をだまし取った事件でも、「ほんまに大バカタレ!」と怒りを爆発させたそうだ。

 だが文春は、彼女の亭主でアメリカ人実業家のセオドール・ミラー(50)にも、助成金不正受給疑惑があると報じている。本当ならシャレにならない。夫はイベント制作会社「エンパイアエンターテイメントジャパン」社長で、取引先には電通やGoogleがあるそうだ。

 コロナ感染拡大でイベントが少なくなり、20年3月末からリモートワークが始まり、社員たちには勤務日数の削減がいい渡された。さらに週2日の休業日には、「職業訓練のオンライン講座を見るように」と指示されたというのだ。

 文春によるとそれは、会社が雇用調整助成金をもらうためで、上限は1日1万5000円。従業員に動画研修やオンライン研修などを受講させると2400円が加算されるという。緊急事態宣言が明けた7月からは通常業務に戻り、寝る間もなく働いたが、社員が7月の給与明細を見ると休業日数が「21」、8月と9月には「20」と印字されていたそうだ。

 この社員、帳簿上は多くの人間が休んでいたことになり、会社が助成金を受け取っていたとしたら、不正行為にあたるのではないかと話している。文春の直撃に、ミラーは逃げたが、会社は、「現在、社内において事実関係の調査を行っている」と答えているようだ。

 アンミカも、「然るべき手順で、きちんと疑惑を払しょくするべき」だと答えているが、事実だとしたら、自分が出ている番組で「ミラーの大バカタレ」というのだろうか。

 またまた「タマホーム」の玉木伸弥社長の話である。

 8月26日に株主総会があったそうだが、リモートだったため玉木は会場には姿を見せず、「(文春の)報道を鵜呑みにしないで下さい」といっていたという。

 文春によれば、2015年に玉木が主導して立ち上げた公益財団法人に「1more Baby(ワンモアベイビー)応援団」というのがあるそうだ。

 電通などが応援企業になり、理事長は元少子化対策担当相の森雅子参院議員。社員は強制的にバッジを着けさせられる。2018年の合宿形式の新入社員研修で玉木は、「タマホームで働き続ける人は挙手を」といった。

 すると女性社員に玉木は、「そんなことはないでしょう。(中略)あなたたちはこれから働いて、その中で結婚相手を見つけ、結婚して子どもを産むはず」といったという。さらにこういい放った。

「女の幸せは、結婚をして子どもを産むことです!」

 この男には、3000人超の社員の中には、不妊で苦しんでいる人も様々な理由で子どもをつくれない人もいることなど、想像もできないのだろう。

 何度も差別発言を繰り返して顰蹙を買っている、化粧品大手「DHC」の吉田嘉明会長もひどいが、玉木社長はその上を行くかもしれない。

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