東京・月島は生活利便性が圧倒的に高い! 地価も人工も徐々に増加中で、唯一の懸念はやっぱりアレ
#不動産投資 #東京これから買える街 #月島
5.月島市の地盤や災害の影響は?
最後に、ここからは不動産を購入するうえで欠かせない、地盤や災害の影響について解説していきます。埋立地であったり、湾岸エリアにある月島駅周辺はどのエリアが影響を受けやすいのか、そもそも災害の危険度が高いエリアなのかを見ていきます。
●5-1.地震情報サイト『JIS』が発表した『東京都月島市・地域別危険度』
月島1丁目~4丁目までを見てみると、地盤の揺れに対し、3丁目が一番危険度が高いということがわかります。
一方で、月島4丁目の地盤が一番危険度が低いことがわかります。
古くから形成された固結した地盤のため、地震の揺れに対し、比較的危険度が低い地域です。建物倒壊危険度の順位は東京都の中で836位。1ヘクタール5.02棟と予測されています。
●5-2.中央区作成の「水害ハザードマップ」や対策
中央区では、水防法に基づく洪水ハザードマップを作成しています。月島エリアは隅田川に面しており、過去に浸水被害があった場所があります。
最近のニュースとしては、19年10月、台風19号の大雨で荒川、隅田川は氾濫の危機がありましたが、関東地方整備局荒川下流河川事務所が岩淵水門を閉めて対処しました。その結果、荒川から隅田川に水が流れなくなり、隅田川の氾濫が防がれました。
5-2-1.まず、中央区洪水ハザードマップを見ると…
月島エリアは豪雨の際に水深0.5m未満の浸水が起こる事が予想されています。黄色の色掛けのエリアは危険度が高いので、不動産購入の際はリスクも考慮した方が絶対に良いでしょう。
5-2-2.高潮浸水想定区域図から見る危険地域
東京都は、1000年に一度程度の過去最大級の台風が東京に接近した際の浸水被害想定地図を作成しています。その際、月島エリアは1.0mから3.0m未満の高潮浸水が起こることが予想されています。
荒川の堤防が幅約40メートルに対して、隅田川の堤防の幅はわずか70センチなので、数位が堤防の高さを超えると決壊の恐れがあります。
頑固な鉄筋コンクリートの建物3階以上なら水に流される危険はないと思いますが、日頃から水害が起きた場合に緊急避難できる場所の把握、備蓄を心がける必要があります。
中央区の過去の浸水実績図を見ると、月島エリアでも浸水が起こっています。浸水のリスクのある赤いエリアに関しては、よく考慮して検討した方が良いでしょう。
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