坂上忍も怒りあらわ…元アイドルのラーメン店経営者に卑劣な誹謗中傷をした50代男性の情けない言い分

　10日放送のフジテレビ『バイキングMORE』では元「バイトAKB」でラーメン店を経営する梅澤愛優香さんが、自身の経営店をめぐり、SNSで中傷やウソの書き込みをされたとして、50代の男性を提訴したことについて特集。MCの坂上忍が「情けない！」と怒りをあらわにした。

　提訴された男性は、もともと顔見知りだった梅澤さんの取引先にフェイスブックを通じて「裏に反社がいるのは事実なようです」などとメッセージを送り、この取引先は梅澤さんへの納品を拒否。梅澤さんは新店舗のオープンを断念せざるを得なくなってしまった。

　また男性はツイッター上でも梅澤さんに「A〇Bの過去の栄光止めろ」「そもそもバイトAKBだし」などの誹謗中傷のメッセージを送っていた。

　坂上はこの報道に「やべぇ。まじで腹が立ってきた」とポツリ。さらに梅澤さんから男性へのコメント「自分が軽はずみでやったことがここまでの大ごとになってしまったと思うけど『ごめんなさい』で済まない問題なので和解する気はない」に「和解する必要なんてないし、軽はずみで許される問題でもない。こんなのは」と冷たく言い放った。

　男性はツイッター上でも梅澤さんに「A〇Bの過去の栄光止めろ」「そもそもバイトAKBだし」などの誹謗中傷のメッセージを送っている。

　坂上はこのような誹謗中傷について、自分の場合は行き過ぎたもの以外は無視すると話したが、反社との関係を示唆することについては「全然レベルが違うんだよ！シャレにならないんだ本当！」と声を荒らげ怒りをあらわにした。

　この男性が同番組の取材に「(反社との無関係が)明らかになったんだから、取引できるはずですよね？」「なんでこんなに大きくならないといけないんですか。ツイッターで言ったけどそんなに深刻なことはつぶやいていない」など答えたことが紹介されると、坂上は「うわー情けない。50代？」と嘆き、ロンドンブーツ1号2号田村淳に話を振った。

　田村は「誹謗中傷なんて無視すればいい。無視することが一番効くんで僕もブロックするんです。まあ、めちゃくちゃブロックするんですけど。この前ブロック数見たら5500だったんです」と驚きのブロック数を発表し、スタジオを笑わせた。

　さらに田村は、梅澤さんがこの男性をブロックしていたにも関わらず、誹謗中傷を辞めなかったことから「無視だけだとこういう人、効かないんですね。もっとかまって欲しいとか、もっと俺のこと見て欲しい」と男性の行動原理を推測。続けて「やりすぎちゃってるんですよ。これはもう司法の場で裁かれればいい」とバッサリ切り捨てた。

　この男性は謝罪する意向をもっているのだが坂上は「謝罪って言っても、取引を停止したままとか、あんな言い訳をね、ずっと50も過ぎて言い続けてたら駄目だよ！こんなの！」と最後まで怒りモードだった。

　芸能人もこのような被害にあえば死活問題となり他人事ではない。顔を隠して誹謗中傷することを「卑怯」と嫌っている、坂上の怒りもひとしおだった。

大沢野八千代（ジャーナリスト）

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ