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『梨泰院クラス』日本版リメイクの主人公・竹内涼真以外で誰だったら納得するのか? ファンに2~3人に聞いてみた

『梨泰院クラス』日本版リメイクの主人公・竹内涼真以外で誰だったら納得するのか? ファンに2~3人に聞いてみたの画像1
パク・ソジュン(写真/Getty Imagesより)

 大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』が日本版としてリメイクされ、来年夏に『六本木クラス』という題名で公開されるとのニュースが「週刊女性」(9月7日発売)を通じて報じられた。

 韓国ドラマファンにとっては、うれしいはずのイシュー。だが、内定をささやかれている主演俳優・竹内涼真をめぐり、とある論争が巻き起こっている。ファンたちが梨泰院クラスの主人公に寄せるイメージとかけ離れており、「じゃない感」がぬぐえないというのだ。

 かような批判が出ているわけだが、そこで本稿では実際に、韓国ドラマを愛する20~30代の日本人女性たちに意見を聞くことにした。一体、何が「じゃない」のだろうか。100回以上も韓国に通ったことがある真正の韓国マニアである新大久保・飲食店勤務のTさん(30代)は言う。

「私は韓国ドラマが好きですが、竹内涼真君も好きです。ただ、梨泰院クラスの主人公は苦労をしながらも、タフに人生を切り拓いていくキャラクター。あくまでもイメージなんですけど、竹内君は苦労系じゃないし王子様のタイプ。おそらく没入感を持って共感できないと思うんですよね」

 また梨泰院クラスが好き過ぎて、主題歌をカラオケでヘビロテするという女性Qさん(20代)からはこんな意見もあった。

「梨泰院クラスの主演を演じるパク・ソジュンって顔は優しいんですが、長身マッチョで、どちらかというとごつい系の俳優。かっこいいというよりも男らしいというイメージで、男性からも好かれるタイプだと思います。恋愛モノだったら竹内君でもいいのだけど、『梨泰院クラス』みたいな成り上がり系のドラマには、もう少しワイルドな人が似あうのかなというのが正直なところです」

 そのほかにも何人かの女性が話を聞かせてくれたが、基本的にみな竹内涼真は嫌いではないのにもかからず、役が「ぴったり」と話す女性はひとりもいなかった。むしろ、みな一様に「じゃない感」が拭えないとやるせなさそうに口を揃えていた。

 ではどのような俳優が『六本木クラス』のイメージに合うのだろうか。こちらも意見を聞いてみた。

「ちょっともう年がいってしまったけど、TOKIOの長瀬君とか。やっぱり男らしいし優しいし、かっこいい。絶対ハマると思います。最近の俳優さんだと、賀来賢人君とかも似合うかもしれないですね」(Tさん)

「個人的に福士蒼汰君がやれば見ますけど、でもやっぱりじゃない感はあると思います。エグザイルの不良系のイメージもやっぱり、ちょっと合わない。優しそうななんだけどタフという意味では、意外と横浜流星君なんか相性がいいんじゃないですかね」(別のドラマ好きAさん)

 昨今、人気を博した名作ドラマは、国を問わずローカライズ&リメイクされることが“普通の事”となってきた。しかし、最初につくられた作品のイメージに引きずられるのは仕方なく、「これもいい」という評価を受けるのは至難の業だ。リメイク版を背負う俳優は気苦労が絶えなさそうである。

 竹内涼真さんには、優しくてタフ、そしてオリジナルな『六本木クラス』の主人公キャラクターを確立し、韓国ドラマファンたちをぎゃふんと言わせてほしいものである。

河 鐘基(ジャーナリスト)

リサーチャー&記者として、中国やアジア各国の大学教育・就職事情などをメディアで発信。中国有名大学と日本の大学間の新しい留学制度の設置などに業務として取り組む。「ロボティア」「BeautyTech.jp」「Forbes JAPAN」など、多数のメディアで執筆中。著書に「ドローンの衝撃 」(扶桑社新書) 「AI・ロボット開発、これが日本の勝利の法則」 (扶桑社新書)、共著に「ヤバいLINE 日本人が知らない不都合な真実」 (光文社新書)など。

Twitter:@Roboteer_Tokyo

はじょんぎ

最終更新:2021/09/17 12:06
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