『板橋ハウス』の魅力は「OFF感の見せ方」吉本の無名若手芸人のYouTubeが芸人感でも大バズリ中のワケを分析
#板橋ハウス #吉松ゴリラ
「板橋ハウス」の魅力は「OFF感の見せ方」
ゴリラ 「板橋ハウス」はTikTokからYouTubeに来たという流れもあって、ほかの芸人のYouTubeと違う所があるよね。
佐野 ありますね。
ゴリラ 通常芸人のYouTube企画は「動画時間5分の間で起承転結を作る」だけど、「板橋ハウス」はテーマを設けて「5分の間に結論を出し続ける」という企画。「起」と「結の連続」で出来てる。MAX1分という短時間で完結させなければいけないTikTokならではだね。
佐野 あと「OFF感の見せ方」が秀逸なんですよね。こういう大喜利系の企画だと、普通芸人は劇場チックな撮り方をする。正面にカメラ置いて、3人並んで大喜利をするみたいな。けど「板橋ハウス」は隠し撮りに近いアングルで撮影してるので、視聴者に「この3人は毎日こんな感じで過ごしてるんだろうな」と日常が伝わる。
ゴリラ 動画以外の時間も見えてくるんだよね。
佐野 かしこまってないから、雰囲気や関係性がより強く感じられます。普通の芸人の動画だと「この3人おもしろい!」で終わりそうな所を、さらに一歩踏み込んで「この3人と一緒に住みたい!」って思わせる魅力がありますね。というか、ずっと動画を見てると自分も4人目としてルームシェアしてるような感覚になる(笑)。
ゴリラ あと、特別な道具なんか用意せずに室内で簡潔するようなゲームばかりなのも良いよね。誰でもすぐにマネできるし、やってみたいと思えるような企画ばっかり。そういう拡散性の高さは、YouTubeやTikTok向きだよね。
佐野 最後になりますが「板橋ハウス」は「◯◯選手権」がメインですけど、ラジオもおもしろいんです。メンバーの「今までのバイト経験」や「他の人のYouTubeって何を見る?」とかの話だけどすごくおもしろい。みなさん是非、そちらも併せてご視聴ください。
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