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中日・根尾昂のYouTubeに「二刀流希望」の声続々! 大谷翔平も凌ぐ少年時代の天才伝説

中日・根尾昂のYouTubeに「二刀流希望」の声続々! 大谷翔平も凌ぐ少年時代の天才伝説の画像1
YouTube「中日ドラゴンズ公式チャンネル」より

 2018年のドラフト会議で4球団が競合し、ドラフト1位で中日に入団した根尾昂。高校時代は投手として150kmを記録するも、プロでは野手を選んだ根尾だが、YouTubeで見事な投球を披露したことで、“二刀流待望論”が沸き上がっている。

 話題となっている動画は、3日にYouTubeの「中日ドラゴンズ公式チャンネル」で公開されたもの。まずは高校時代に153kmを記録した高卒2年目、現在は外野手の岡林勇希がマウンドに登って投球を披露したが、次に登場した根尾はモノが違った。糸を引くような綺麗なストレートを投じると、周囲からは「全然違うな」「違いますね、甲子園優勝ピッチャーは」といった声が漏れ、コメント欄にも「投球フォーム、球筋ともに綺麗だなぁ」「やっぱり根尾選手はピッチャーですよ!!」と、感嘆の声が続出。二刀流を期待する声も寄せられた。

「根尾の野球センスは、高校野球の超名門・大阪桐蔭で史上最強世代と呼ばれたメンバーの中でもすば抜けていました。同学年からは4人がプロ入りしましたが、根尾は1年生からベンチに入り、甲子園では2年生の春と夏、3年生の夏にレギュラーで全国優勝。それも、試合展開やチーム事情によって投手、内野、外野を務めるという万能ぶりでした。入団会見では野手に専念すると宣言しましたが、3年目の今年、与田監督が辛抱しながら使い続けているものの、打率は1割台。2軍戦でも打率は同じく1割台で、伸び悩んでいます」(週刊誌運動担当記者)

 球が速ければ投手で成功できるほどプロの世界は甘くないが、YouTubeに投稿された動画では、これまで数多くの投手を見てきたコーチからも驚きの声が漏れた。海の向こうでは、大谷翔平が投手と打者の二刀流で驚異的な成績を残しているが、なんと根尾は少年時代、大谷をも凌ぐとてつもない記録を持っている。

「根尾は小学校低学年で野球を始めましたが、身体能力は驚異の一語に尽きます。5年生の時に100m走で全国5位になり、6年生では球速128kmを記録。ソフトボール投げでは89mという驚異的な記録を残し、全国歴代記録を作りました。大谷の中学時代の球速は120km台でしたが、根尾は中学で146kmを記録し、おまけにスキーの全国大会でも優勝。さらに成績はほぼオール5で、生徒会長もやっていたというのですから、まさにスーパースターです」(スポーツライター)

 ここまで運動神経が良いと、かえってポジションを1つに絞れなかったのも納得だ。名古屋を本拠地とする中日にとって、“中日文化圏”である岐阜出身の根尾は特別の存在で、失敗は許されない。

「正直、中日は育成に定評があるチームではありませんが、ドラフト1位で大きな期待をかけられた平田良介や高橋周平は、時間こそ掛かったものの、オールスターゲームに選ばれるレベルの選手に育ちました。根尾はまだまったく結果は出ていませんが、誰に聞いても『マジメ』というほど野球に臨む態度は良く、肩と足はプロでも特A級。ここまで悩んでいるようなら、思い切ってのびのびと、投手でも何でもやらせてみるのも1つの手ではないでしょうか」(野球関係者)

 YouTubeでファンサービスをするだけなら宝の持ち腐れというもの。こうなったら、“本番”で使ってみてもいいかも?

石井洋男(スポーツライター)

1974年生まれ、東京都出身。10年近いサラリーマン生活を経て、ライターに転身。野球、サッカー、ラグビー、相撲、陸上、水泳、ボクシング、自転車ロードレース、競馬・競輪・ボートレースなど、幅広くスポーツを愛する。趣味は登山、将棋、麻雀。

いしいひろお

最終更新:2021/09/14 21:00
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