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Snow Manデビュー後初の全国アリーナツアー決定も…有観客巡りファンが分裂の危機に!?

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Snow Man 公式サイトより

 2021年1月20日にリリースした3枚目シングル「Grandeur(グランドール)」が、100万枚セールスを突破し、デビュー曲「D.D」から3作連続ミリオンという快挙を達成したSnow Man。

 バラエティ番組などでも活躍が目立つが、今年10月~12月に『Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania』を全国7都市34公演で開催との発表があった。

 20年1月22日のデビュー後、初の全国アリーナ有観客ツアーとなる今回は、デビュー直後からお預け状態だったファンと交流できる待望の機会となる予定だ。

「コロナの影響で昨年の初単独コンサートも無観客の生配信という形をとりましたし、デビューの勢いのままイベントを連発したかったはず。ファンクラブ会員数が50万人とも推測されているし、メンバーもファンもフラストレーションは最高潮だと思いますよ。そして、さすがに感染症拡大防止の観点で昨年は動けなかったエンターテインメント業界ですが、ジャニーズともなれば、下請け会社もスタッフも沢山抱えていますから、いち早く有観客で開催したかったのも本音でしょう。今年に入ってからKing & PrinceやKAT-TUN、ジャニーズWESTなどもライブを行っています」(芸能リポーター)

 Snow Manは神奈川県、愛知県、北海道、大阪府、宮城県、福岡県、新潟県を各都市2~3日間、だいたい昼夜の2部構成という、わりとタイトな日程で周る。

 東京都での開催を避けるなどのリスク回避も見受けられるが、緊急事態宣言の対象地域に追加されたばかりの地域も含まれ、医療崩壊危機のニュースで騒がれているさなかの発表に、戸惑う声が上がるのも理解できる。

「最近行われた他のジャニーズグループのライブに参加しましたが、感染症対策か1人で来ているファンも多かったです。声を出してはいけなかったり、厳しい管理がされているので、クラスターになったりは、しないんじゃないですかね。グループメンバーたちに迷惑かけたくないし、ファンみんな対策は万全だと思いますよ。だからこそ、今ファンの中でモラル問題が勃発して荒れていました」(ジャニーズファンの女性)

 実は医療従事者などのSnow Manファンたちが「ツアー決定は嬉しいけど、この状況で有観客ライブ?私は行けない」「悲しいけど、申し込めない」などの声が相次ぎ、逆に「気にせず行く」などの発言を発起とした、我慢して参加見送りのファンと遠征する気満々のファンで、にわかに溝ができているそうだ。

 地方でライブが行われる際には、その地の人流密度が激増するため、開催中止を求める申し入れが県や市、ジャニーズ事務所などに届くことがあるという。

「Snow Manのメンバーがテレビのロケなどで訪問して紹介したお店などは、コロナ禍であってもファンたちが押し寄せているそうです。その経済効果によって助かっているお店や場所もありますが、表立って歓迎してしまうと、やはり“自粛警察”からのプレッシャーや仮にクラスターが発生したら、その後に批判が殺到してしまいますからね。デビュー後初の全国ツアーであるお祝いの場なので、絶対に成功させたいという気持ちはファンも変わりませんから、今は溝ができてしまっても、不参加という応援の仕方もあると納得するしかありませんよね。あとはSnow Manのファンはワクチン未接種の若年層も多く、ライブ会場での念入りな感染対策が期待されます」(既出・芸能リポーター)

 参加/不参加に関係なく、ファンの愛はメンバーに届くことだろう。

 “Show must go on” 何があっても舞台を続けなければいけない、という故・ジャニー喜多川さんのモットーは、コロナ禍でも受け継がれていく。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/09/09 17:00
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