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『ボンビーガール』終了でどうなる?「かわいすぎる上京ガール」川口葵の今後を占う

『ボンビーガール』終了でどうなる?「かわいすぎる上京ガール」川口葵の今後を占うの画像1
川口葵Instagram(@kawaguchiaoi_1126)より

 テレビ番組をきっかけに一気にブレイクする芸能人は定期的に現れるが、いつまでも出身番組に頼っていては、芸能人生は長くない。『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系)をきっかけに芸能界デビューしたタレントの川口葵は、“可愛すぎる上京ガール”として話題になりデビューのチャンスを掴んだが、同番組の終了で早くも岐路に立たされている。

 2011年に深夜番組としてスタートした『ボンビーガール』は、2013年に22時台に昇格。「お金がなくても幸せに暮らそう!」というテーマで、激安の物件や食材、節約術、DIY、有名人の貧乏時代などを紹介してきた。中でも人気が高かったコーナーが、地方から上京した女性の家探しに密着する「上京ガール」。そのコーナーに昨年6月に登場したのが「あおいさん」だ。

「女優志望の“あおいさん”こと川口葵は、『東京でオーディションを受けまくりたい』という夢を抱えて上京。家探しの様子が紹介されると、キュートなルックスがネットで話題になりました。すると翌月、再び番組に登場し、芸能事務所が決まったことを報告。8月にはグラビアデビュー、10月には『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に出演、さらに念願のドラマデビューも飾るなど、まさにトントン拍子でした」(芸能事務所関係者)

 デビューのきっかけは、「たまたま番組を見ていた芸能事務所のスタッフが興味を持ち、スカウトされた」とのこと。素人として番組に登場した際には「カワイイ」と絶賛されていたが……。

「川口があまりに順調なデビューを飾ったため、一部のネットユーザーがデビューまでの流れを“ヤラセ”だと決めつけて批判しました。それ以来、川口の話題がニュースになる度に、ネットで叩こうとするユーザーが一定するいるという状況が続いています」(ネットニュース編集者)

 しかし、彼女もついに「ボンビーガールの…」という看板を下ろすことになる。同番組はかねてより打ち切りが囁かれていたが、日本テレビはついに今年9月いっぱいでの番組終了を発表。足掛け10年の歴史に終止符を打つことになった。キー局のバラエティ番組制作関係者はこう評する。

「レギュラー放送開始当初は、視聴率は安定して2ケタをキープ。きらびやかな情報ばかりクローズアップする番組が多いなか、『ボンビー』の名の下に、地に足のついた番組作りが他局からも評価されていました。ですが、2018年にMCの山口達也が不祥事を起こしたあたりからケチがつき始めました。その頃からジワジワと視聴率が落ち、コロナ禍で密着ロケが難しくなったことで、一気に迷走。今年2月にはなぜか恋愛リアリティ企画に手を出し、完全に視聴者からそっぽを向かれました」(バラエティ番組制作関係者)

 デビューを果たすまでは順風満帆だった川口だが、現時点での一般知名度はまだまだこれからといったところで、「ボンビーガール」や「上京ガール」という形容詞は外せない。ホームを失った彼女はどうなってしまうのか?

「SNSを見ると、まだ芸能活動を始めて日が浅いからか、表情が乏しいのが気になります。とはいえ、インスタのフォロワー数は35万人ですから、一流芸能人クラスといっていい。本人は女優志望のようですが、昨年に挑戦したグラビアを見たところ、スタイルも抜群。演技はまだまだ未知数ですから、グラビアを中心に展開していく手もあるでしょう」(芸能事務所関係者)

 考えようによっては、番組の看板を下ろせる良いチャンス。いつの日か「あの大女優も、貧乏暮らしをしていた時期が…」と、美談になる日がやって来るかも?

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2021/09/07 21:00
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