ビートたけし襲撃事件直後「犯人はかつての関係者では?」との憶測が飛び交ったワケ
#ビートたけし
TBSの情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』のコメンテーターを務めるお笑い界の重鎮・ビートたけしが乗った車がTBSの敷地内でつるはしと小刀を持った千葉県在住の40代の男に襲われた事件。現行犯逮捕された男は、6月にたけしに土下座して弟子入リを志願したが断られたための逆恨みの犯行だといわれている。その一方で、たけし襲撃の一報を聞いた関係者からは「たけしを恨んだ関係者の犯行かと思った」という声があがっていたのも事実だ。
「業界では、たけしに恨みを持つ人間はいないと言われていました。ただ、3年前に『オフィス北野』を独立してから人が変わってしまった。そんなたけしに不満を持つ関係者は何人もおり、その中にはいまだに恨んでいる人もいる。そのため、事件報道を知った当初は、そうした関係者の犯行だと思いました」と言うのは、以前、たけしと親しかったテレビ関係者。
また、「オフィス北野」(現TAP)の元関係者は「今年3月にコロナによる肺炎で亡くなった“テレビ朝日のドン”と呼ばれた元取締役で編成局長の故S氏は生前、『たけしは許さない』と最後まで言ってました。再婚したE子さんと出会ってから人が変わってしまったたけしを恨んでいる業界人は何人もいます」と言う。
「金に無頓着だったたけしは、E子さんと出会ってから人が変わってしまったように金に執着するようになった。オフィス北野から独立して新事務所『T.Nゴン』を設立してから、たけしを支えてきた関係者が次々に彼の元を去った。8月末にも、たけしの最後のマネジャーといわれていた人物が事務所を退社してます」
さかのぼれば3年前、当時オフィス北野の社長だった森昌行氏とたけし軍団が会社経営をめぐって泥沼トラブルに発展。
「森氏はたけしの世田谷の自宅に呼ばれて、軟禁状態にされた。その上、たけしが激怒して『日本刀を持って来い』と脅し、軍団からは吊るし上げられた。まるで映画の『アウトレイジ』状態。森氏は『怖かった』と言ってます。いまだに恐怖に怯えて、人前に出てません」(テレビ関係者)
軍団と森氏のトラブルについて報じた「週刊新潮」(新潮社)で「たけしは愛人に洗脳されている」と匿名でコメントしたのが、前出の元テレ朝のS氏。彼は森氏がテレ朝時代の上司だった。
「S氏は、森氏の真面目な性格を知って、30年前にオフィス北野を設立する際にたけしに預けた。その森氏を泥棒呼ばわりしたことが許せずに、S氏は『たけしは愛人に洗脳されている』とコメントした。ところがたけしは電話でS氏に激高。納得が行かないS氏はテレ朝のたけしの番組の控え室に乗り込んだ。しかし、たけしがまたしてもキレて話にならなかった。その後、S氏は『たけしは許さない』と周囲に繰り返し語っていたのですが、今年3月に誤嚥性肺炎で亡くなったんです」(テレ朝関係者)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事