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不動産価格の高騰、ついに潮目がきた!不幸にならない再開発の街購入(中目黒編)

「中目黒」まだまだ駅前が変わる? 独自カルチャーを作り注目を集め続ける街

5.目黒区の地盤や災害の影響は?

 ここからは不動産を購入するうえで欠かせない、地盤や災害の影響について解説していきます。中目黒駅周辺はどのエリアが影響を受けやすいのか、そもそも災害の危険度が高いエリアなのかを見ていきます。

●5-1. 地震情報サイト『JIS』が発表した『東京都目黒区・地域別危険度』

「中目黒」まだまだ駅前が変わる? 独自カルチャーを作り注目を集め続ける街の画像18

 

 上目黒1丁目~5丁目までを見てみると、一番危険度が低いのは、1丁目だということがわかります。ただ、調べてみると軟弱な地盤であり、目黒川もあります。

 過去の調査では危険度のランクは高い場所でしたが、高架下の再開発で街が整備されたこともあり総合危険度は良化しているようです。倒壊危険度は1ヘクタール0.08棟と予想されています。

 一方、1990年に地区計画が決定された上目黒4丁目地区は、東京ガス(株)が所有する敷地内の建て替えが完了した後、目立った動きはありません。そのため、街の整備が進まず昔からの小さな住宅も残っているからでしょうか、上目黒4丁目は火災危険度が306位と要注意のエリアとなっています

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※参考:東京都【地域別危険度】|地震情報サイトJISより

 

●5-2.目黒区作成の「水害ハザードマップ」や対策

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※参考:目黒区より

 

 目黒区は「目黒区水害ハザードマップ」を作成し、想定し得る最大規模の水害が起こった際の影響を見える化しています。

 目黒川が流れる上目黒1丁目~5丁目は、今まで大雨の際に浸水被害にあっており、目黒区のHPで浸水履歴を確認することができます。

 これまで目黒川は3年に1度は浸水被害が発生していましたが、近年は「荏原調節池」の稼働により、浸水被害の軽減に効果を発揮しているそうです。なお、荏原調節池は巨大な箱型タイプの構造になっていて、25メートルプール約670杯分(20万トン)の貯水が可能となっています。

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