データマーケティングのプロがアイドルをDX化!? SNS戦略徹底指南でプリズムファンタジア北野めぐみの新たなファン獲得に挑む！

　アイドルグループ「プリズムファンタジア」として活動しながら、大久保の「スナックめぐ」でママを務める北野めぐみ。夜な夜な店に立つもののコロナ禍で思うようにスナックの客足は伸びす、アイドルとしての活動にも若干停滞感を感じているという。

　今回、北野さんのそんな悩みをDX（デジタルトランスフォーメーション）で解決すべく立ち上がったのは、2人のデジタルマーケティングのプロ。ITの力で北野さんはスナックのママとして、そしてアイドルとして飛躍を遂げられるのか――？

<登場人物>
めぐママ：アイドルグループ「プリズムファンタジア」のメンバー。東京・大久保で「スナックめぐ」のママも務めている。
インスタグラム：kitanomegumi1014
ツイッター：@mgmg_mogumogu、@snack_megu

たにー：誰もが知ってる某大手IT企業の元マーケティング部長。昨今話題のビックデータのスペシャリスト。株式会社 七 CEO。
インスタグラム：tanythevalley

ささき：高卒でデータエンジニアとして就職し、データ分析を軸に、SNS運用、プロダクトマネージャーなどを行うデータ分析と金融の専門家。
ツイッター：@Ryuki_Sasaki

スナックとアイドルの二足わらじを成功させたい！

めぐママ：「プリズムファンタジア（@prifanofficial）」でアイドルをしている北野めぐみです！普段はきらきらアイドル、衣装を脱ぎ捨てたらスナックのママとして活動しています！

――すごい自己紹介ですね（笑）。「スナックめぐ」をオープンしたのはどういった経緯からですか？

めぐママ：私は去年6月まで【eN】というアイドルグループで活動していて、そもそもは私が社長に【eN】を卒業してもアイドルを続けたい」と相談したのがきっかけです。いま所属している「プリファン」を紹介してもらったんですが、社長から「でも、めぐはスナックとかするほうが向いていると思う」と……。最初は「「お前はアイドルなんて向いていないから辞めて、そのへんのスナックでバイトしていろ」ってこと！？」と思って。超ショックでしたね（笑）。

――よりにもよって「スナックのママが向いている」と言われたのは、何か理由があるんですか。

めぐママ：【eN】で活動していた頃に、【eN】のカフェイベントでチーママキャラになりきったり、事務所に紹介していただいたコンカフェなんかの経験があって。そういうところで「飲みの場の盛り上げるのが上手」と、よく言われていたんです。それで、社長も「本当にスナックを出したいなら、本気でバックアップしたい」と評価してくれて。昨夏から動き出して、コロナの影響などで予定より準備に時間が掛かりましたが、この４月ようやくオープンしました。

――まだ半年も経っていない段階ですが、お店の経営状況は？

めぐママ：まあ、ぼちぼち（笑）。本当はもっと頑張りたいです。私がキャピキャピしたキャラでもないこともあって、あまりコンカフェっぽくはしたくはないし、あくまで哀愁のあるスナックの趣で店づくりをしていきたいんですけど……。立地的にも新規のお客さんがなかなか来てくれなくて、頭を抱えています。スナックのお客さんが増えて、私のアイドル活動にも興味を持ってくれたら理想的なんですが。