芸人仲間からも総スカンを食った宮迫博之が犯した“タブー”… 超大物の訃報をないがしろに…
#宮迫博之
お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の蛍原徹と宮迫博之が解散を発表した3日後、上方落語界の重鎮で、吉本興業の最大の功労者といわれている笑福亭仁鶴師匠の訃報が流れた。にもかかわらず、同日に宮迫がYouTubeチヤンネル動画配信を一時休止することを明らかにしたことで(その後、結局は再開)、芸人仲間からも集中砲火を浴びて、吉本興業の大崎洋会長からも見放されてしまった。
宮迫は2年前に闇営業問題で「ギャラはもらっていない」と嘘をついたことで吉本から契約解除されたにもかかわらず、テレビ復帰に執念を燃やしていたが、吉本の大崎会長は「戻らんでええよ」とケンもホロロに拒絶。今回のコンビの解散発表にも「ああ、解散したんかくらいな感じやった」と突き放している。
大ベストセラーになった自叙伝『佐賀のがばいばぁちゃん』の出版印税をめぐり吉本と揉めて、07年8月に同社を退社した「B&B」の島田洋七は「宮迫は反社の宴会にギャラをもらって出演。その時点でアウト。さらに、“ギャラはもらっていない“とうそをついたことで、芸能界から追放されてもおかしくなかったんです」という。
大崎会長は、吉本芸人と暴力団との関係を断ち切るために力を注いできた。それなのに反社の宴会に出演したのは、大崎会長への裏切り行為。その時点で宮迫にさじを投げていただろう。
「その後、吉本は所属芸人に対して、宮迫のYouTubeに出演するなら事務所を通せと通達。契約解除されたにもかかわらず、吉本芸人を利用するやり方が、大崎会長は許せなかったんです」(吉本元社員)
宮迫の身勝手な言動について行けないと判断した蛍原は、吉本が温情で解散の舞台を作ってくれた特番で宮迫と一緒に解散を発表。
「宮迫はその3日後に自分勝手な行動を反省して、8月20日にYouTubeチャンネル動画配信を一時中止すると発表するという動画を午後8時に配信した。ただ、その3時間前の午後5時には仁鶴さんの訃報が流れていたんです。仁鶴さんは昭和を代表する関西の落語家で、吉本をここまで発展させた最大の功労者で名誉顧問を務めていた。本来なら宮迫も喪に服すべきところ、自分のニユースを優先する。開いた口が塞がりません」(吉本役員)
「これによって、特に中堅、ベテラン芸人たちから“どこまで自分勝手な男だ“と怒りを買ったことで、彼のYouTube動画に協力するお笑いはいなくなりそうです。なにより、さんまもこれには怒りを通り越して、呆れていますからね」(芸能ライター)
吉本の契約解除後、宮迫の面倒を看ていた明石家さんまは仁鶴さんの訃報に自身のラジオ番組で「テレビ的には桂文枝師匠が育ての親になっているけど、会社に認められたのは師匠のおかげ」と生前の秘話を語って感謝した。
「さんまの恩人である仁鶴師匠をないがしろにして自身の活動をアピールした宮迫に、それまで彼の味方していた芸人仲間からも不満が噴出。しかもそれだけではないんです」と言うのは広告代理店関係者。
宮迫は吉本と契約解除された時点で、大手スポンサーからNGタレント扱いされてましたが、某広告代理店が一部YouTuber向けに配ったタイアップ資料には、“宮迫博之とのコラボ禁止。自身のチャンネルでも言及もしないように”という書き込みがあったんです」
吉本だけでなく芸人仲間からも愛想を尽かされ、ホームグランドのYouTubeでも肩身が狭くなってきている宮迫。今後、俳優に転身という噂もあるが、今の彼に声をかける作品がどれほどあるだろうか。身から出た錆とはいえ、お笑い界のトップクラスからの転落劇は、まだしばらく続いていくかもしれない。
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