波瑠、早くも来年1月期の主演ドラマ内定? 「新・連ドラの女王」にオファーが途切れないワケ
#波瑠
現在放送中のフジテレビ系「月9」ドラマ『ナイト・ドクター』で主演を務めている波瑠が、来年1月クールのドラマに主演が内定していると報じられた。ここ数年は毎年途切れることなく主演ドラマが放送されており、業界内で「新・連ドラの女王」との声が上がっている。
『ナイト・ドクター』は、「昼夜完全交代制」を試験的に導入した病院を舞台に、夜間救急専門の医師「ナイト・ドクター」たちの奮闘と成長を描くオリジナル作品。波瑠のほか、田中圭、岸優太(King & Prince)、北村匠海ら豪華キャストが出演し、初回放送では平均世帯視聴率13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録するなど好スタートを切った。23日に放送された第8話で9.5%と一桁に落ちてしまったものの、それ以外はすべて二桁をマークしている。
発売中の「女性自身」(光文社)では、波瑠の好調ぶりを伝えるとともに、業界関係者のコメントとして「来年1月クールのドラマでも主演に内定している」と報じている。
波瑠といえば、2015年にNHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』のヒロインを務めたことでブレイク。以降、2016年に民放連ドラ初主演となった『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)を皮切りに、2017年には1月期に『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK)、4月期に『あなたのことはそれほど』(TBS系)、2018年は4月期に『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)、同年7月期に『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)、2019年10月期に『G線上のあなたと私』(TBS系)、2020年8月期に『未解決の女 警視庁文書捜査官』のシーズン2、同年10月期に『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』(日本テレビ系)など、毎年途切れることなく連続ドラマで主演を務めている。単発ドラマや映画、主演以外での作品などを含めれば出演作の数はさらに増える活躍ぶりだ。
「女性自身」では「波瑠の女優としての力は、数字という形で表れている」と指摘され、主演作の視聴率の高さが業界内での評価につながっていると分析されている。『ナイト・ドクター』でも数字的に結果を残したとなれば、早くも次の主演ドラマが決まっているというのは納得だ。
しかし、そうした見方に疑問を持つ業界関係者もいるようだ。
「続編も制作された『未解決の女 警視庁文書捜査官』や、清楚なルックスとのギャップで視聴者を虜にしたドロドロ不倫モノの『あなたのことはそれほど』などが高視聴率だったのは事実ですが、実は全話平均視聴率が一桁で終わってしまった主演作も多い。正直なところ、決して打率が高いほうとは言えないのでは。放送中の『ナイト・ドクター』も初回から徐々に数字を下げており、なんとか全話平均で10%をキープできるかどうか……というのが実情です」(芸能記者)
では、なぜ彼女に各局からこれほど主演オファーが相次ぐのだろうか。
「いい意味で女優としてクセがあまりなく、どんな役柄にもスッとハマってしまうのが波瑠さんの大きな魅力。大体、人気女優は当たり役があるので、それに引きずられてイメージが固定されてしまうのですが、彼女の場合は清楚系から強気なドS系、コメディ系まで、どんな役柄でもこなしてしまう。おそらくブレイクするまでの下積みが長かったため、多彩なキャリアによって演技の幅が広がっていったことがその要因でしょう」(ドラマ・映画ライター)
さらに、タレントとしての好感度の高さや、その仕事ぶりに対する共演者やスタッフからの評判も大きいという。
「モデル出身ですが、穏やかそうなイメージながら芯が強く、サバサバとした人柄と面倒見のよさで後輩モデルからも『姉さん』的に慕われてますし、『ナイト・ドクター』で共演している沢村一樹や、映画『弥生、三月 -君を愛した30年-』で共演した成田凌らから『座長として泣き言も言わず、とても頼りになる』『チームの空気を引き締めてくれる』と評されるなど、性格的にも主役向きなんです。真面目で努力家な面も共演者やスタッフ受けがいいですし、そうした面を自分からアピールすることもないため、同性人気も高い。そうしたことが影響し、ドラマのキャスティングで名前が挙がりやすいのではないでしょうか」(前出)
どうやら、今後もドラマ界で引っ張りだこの状況が続きそうだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事