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「明石家さんまは芸能界で唯一無二」“芸能界のドン”を実名で語る大物感

「明石家さんまは芸能界で唯一無二」芸能界のドンを実名で語る大物感の画像1
『ヤングタウン土曜日』MBSラジオ 公式サイトより

 お笑い界の大御所の明石家さんまのラジオでのひょんな発言が、業界内で大きな注目を集めている。

 さんまは長年MBSラジオ『ヤングタウン土曜日』のレギュラーを務めており、現在は村上ショージと飯窪春菜、横山玲奈とともに出演。

 今月21日の放送回では、同月17日に骨髄異形成症候群のため84歳で亡くなった上方落語の重鎮で、自身のブレークの恩人でもある笑福亭仁鶴さんや同月19日に新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった俳優・千葉真一さん、同月14日に肺炎のため亡くなったジャニーズ事務所の名誉会長・藤島メリー泰子さんとの思い出、同月17日に解散したお笑いコンビ「雨上がり決死隊」に関する私見など盛りだくさんの内容となった。

 そうした中、さんまはメリーさんについて、行きつけのイタリアンが一緒で、偶然同じ時間帯に店内にいると挨拶もしていないのにいつの間にかかならず自分の席のぶんの会計もしてくれていたといったエピソードを告白。

 それで後日、店に来ている時にメリーさんの席にお礼を言いに行き、その会話の中で「メリーさん、こんなこと言うと何なんですけど、僕、お金持っているんですよ」と冗談まじりに話したら、食べているスパゲティーをプッと噴かれて「知っているわよ!」、「おごらせてよ!」とツッコまれて、ジャニーズ事務所の若いタレントが世話になっていることを感謝されたという。

 さらに、「そこ(の店)に行くと、やれ黒柳徹子さんやら強烈な芸能界のメンバーがいらっしゃって直立不動で『ごちそうになります!』という感じで……」と明かした。

 大手芸能事務所のマネジャーは語る。

「さんまさんが話したお店は港区にある老舗のイタリアン料理店で、味はもちろん昔から芸能界のみならず、政財界の錚々たる顔ぶれが集まるお店として知られています。芸能人の常連も多く、週刊誌や女性誌の記者やカメラマン、張り込み担当の間でも有名みたいですね。お笑い界トップのさんまさんが直立不動で挨拶する姿は1度見てみたいですね」

 しかも、この日の”さんまトーク”はこれだけでは終わらない。

 メリーさんとのエピソードの流れから、なんと“芸能界のドン”として知られるバーニングプロダクションの周防郁雄社長の名前まで飛び出したのだ。

 前述の話の流れから、さんまは「周防さんもこうして毎週、(ラジオの収録現場に)差し入れをくださいますけど、これは『バーニング』のメンバーがいつもお世話になっていますということで。夏場なんかやれスイカだ、ナスだと……、畑を持ってらっしゃるんで送ってくれるんですけど、一時期、八百屋を開けるくらいになって。(周防社長に)電話を入れて『明日から僕、八百屋をやります』って言ったら、プーッてお茶を噴いて『お茶、噴いちゃったよ、オメエ』って……」と語った。

「『バーニング』はもちろんのこと、周防社長の名前を公共の電波で口にするタレントはさんまさんくらいのもの。メリーさん同様、周防社長ともそれだけ深い信頼関係を築いているということでしょう。そもそも吉本興業が本格的な東京進出を果たした際、周防社長が力を貸したようですし、さんまさんは大功労者ということで実質的には吉本内で社内独立に近い形が許されている立場ですし、それなりに親交はあるのかもしれませんね」(前出の芸能事務所マネジャー)

 さんまと芸能界の重鎮たちとの関係に今後も要注目である。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2021/08/29 12:00
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