『24時間テレビ』の断末魔! 『イッテQ』BBQ感染“隠ぺい”で強行も募金額激減、CMはACだらけ…
#24時間テレビ #世界の果てまでイッテQ!
日本テレビの恒例チャリティー番組『24時間テレビ 愛は地球を救う』が今年も8月21、22日に放送された。2020年に続きコロナ禍での強行突破となった今回も、メーン会場の東京・両国国技館は無観客で行われ、番組関係者は厳重な感染対策を迫られたようだが……。
「一人でも感染者が出たら、番組中止も辞さないと言われていただけに、出演者やスタッフは全員、事前のPCR検査に加え抗原検査を2日とも受けました。スタッフも当初の800人から450人ほどに減らされましたが結果、番組中の感染者は出なかったようです。とはいえ、8月21日に配信された『週刊女性PRIME』によれば、日テレの人気番組『世界の果てまでイッテQ!』のスタッフ約10人が先月末に都内でバーベキューを行い、しかもそのうち1人が発熱し、新型コロナ感染が明らかになったと報じています。この件に、日テレは『スタッフのプライベートに関してはお答えしておりません』と回答。世間からは“隠ぺい”したという印象を持たれています。その後も調査をしている気配はありませんから、もし今後『24時間テレビ』関係者からコロナ陽性者が出たとしても、報告しないのではないでしょうか」(テレビ関係者)
さらに、チャリティー番組としての限界も見え始めてきている。
「今回はメインパーソナリティーをKing&Princeが務めましたが、全枠の世帯平均視聴率(関東地区)が12.0%で、全44回中、歴代29位タイ、個人平均視聴率は7.0%で、97年以降の25回中、22位と振るいませんでした。それ以上に日テレがショックを受けたのが募金額の少なさです。放送終了時点で発表された募金額は4億2102万9826円。昨年同時点では5億5200万5762円でしたから、24%以上も下落したことになる。20年の最終募金額は約8億6000万円。コロナ禍で日本全体が疲弊した状況とはいえ、局の上層部はジャニーズの人気NO.1グループのキンプリ効果で最低でも8億5000万円、あわよくば9億円超えとの皮算用をしていたようです。しかし、今の状況だと7億円にも届かないでしょう」(前出・テレビ関係者)
日テレが批判を浴びながらも『24時間テレビ』を強行するのは、約20億円の広告収入が得られるから。しかし、ここでも目論見は大外れとなった可能性があるという。
「ゴールデンタイムに『ACジャパン』のプロモーションが数多く流れていたのが気になりました。これは広告の出稿を募ったものの、広告主が集まらなかった穴埋めとして流れたものと推測できます。『24時間テレビ』というチャリティー番組に協賛する企業が、著しく減少している証拠でしょう」(広告代理店関係者)
この流れでは来年以降の番組継続が危ぶまれるが、日テレは募金額や広告収入の少なさも隠ぺいするのだろうか。
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