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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 『#家族募集します』重岡大毅のラブ展開は「求めてない」の声

ファン急増の木村文乃『#家族募集します』でさらに注目度アップも…重岡大毅とのラブ展開には「求めてない」の声

『#家族募集します』公式サイトより

 巷では“フミニスト”と呼ばれる人たちが急増しているらしい。重岡大毅(ジャニーズWEST)が主演を務める『#家族募集します』(TBS系)にヒロインとして出演中の女優・木村文乃。近年じわじわと人気上昇中の彼女の“沼”にハマったファンのことをそう呼ぶのだという。8月20日に放送された同ドラマの第4話でも木村に注目が集まり、大きな反響を呼んでいた。

 重岡が演じるシングルファーザーの赤城俊平が、シェアハウス「にじや」に暮らし、シングル同士で育児や悩みを分け合い家族となっていく、というストーリーのこのドラマ。木村は教師をしながら5歳の娘を育てるシングルマザー・桃田礼の役を演じている。第4話では同じくシングルマザーの横瀬めいく(岸井ゆきの)や主人公の俊平らとの共同生活が正式にスタートし、それぞれの個性がにじむ当番制の手作り弁当や、子どもたちがお風呂上がりに走り回ってはしゃぐようすなど、「にじや」での賑やかで楽しそうな共同生活が描かれた。

 礼は責任感が強く、真面目でしっかりもの。当初はシングルであることを“言い訳”にしたくないと、育児について誰にも頼りたくないという頑なな態度だった。そんな礼が徐々に「にじや」メンバーに心を開く様子や、自分は間違っているのではという胸の内の葛藤を俊平に明かすシーンが印象的だった第4話。周りを拒絶してきた礼の、無防備なお風呂上がりの姿や、心の壁を崩し柔らかな部分をさらけ出して見せた涙と、その後にこぼれた笑顔にハッと心を掴まれた視聴者が多かったようだ。SNS上には「木村文乃ちゃんの涙に全部持ってかれる」「笑顔が殺人級」「終盤の珍しく感情溢れる木村文乃さん演じる礼さんが凄く色っぽかった」と絶賛の声が多く上がり、なかには「ますますフミニストの沼に入ってく」という人も。

 現在33歳の木村は、19歳の時に映画『アダン』(2006年公開)で女優デビューし、同年にはNHK大河ドラマ『功名が辻』に、そして2008年にはNHK朝ドラ『だんだん』にも出演。だがその後は仕事に恵まれず、芸能界から離れた時期もあった。2011年から本格的に活動を再開すると「ちふれ化粧品」や「NTTドコモ」などのCMが立て続けに決まり、その清楚で透明感のある美しさが広く世間に知れ渡るように。その後は正統派女優として、数々のドラマや映画でキャリアを重ねてきた。現在公開中の映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』では、殺し屋の相棒で自由気ままな酒豪の役を好演、セクシーなアクションシーンもこなしている。

 そんな幅広い役柄を演じる木村は、どんな色にも染まるその純白さが魅力だ。落ち着いたイメージが強いが、その一方でプライベートではダンビングや乗馬が趣味というアクティブな面もある。さらに料理上手で自身の公式Instagramでは手づくり料理の数々を披露、240万人を超えるフォロワーを持つという多彩さも魅力だ。彼女自身も離婚も経験し、公私ともにさまざまな経験を積んできたこの十数年があるからこそ、今、名脇役としても、ヒロインとしても自在に存在感を発揮し、輝くのだろう。

 『#家族募集します』でその魅力を存分に発揮している木村。第4話ではまだ離婚に踏み切れないでいることが発覚した礼だが、ラストの場面では3カ月前に妻を亡くしたばかりの俊平とちょっと良い雰囲気に。ただ、この展開には視聴者からは「その展開は求めてない」「恋愛に発展するのは納得いかん」「恋愛要素いらない」と拒否反応も。家族をテーマにした心温まるストーリーを楽しみたい視聴者にとって、そこに複雑な恋愛感情を絡めないで欲しいというのが本音のようだ。恋愛ではなく、穏やかな深い家族愛が描かれていくような気もするが、一体どうなっていくだろう。そんな今後の展開が気になる第5話は8月27日の今夜、放送される。果たして重岡扮する俊平も“木村文乃の沼”にハマってしまうのだろうか。

■番組情報
金曜ドラマ『#家族募集します』
TBS系毎週金曜22時~
出演:重岡大毅、木村文乃、仲野太賀、岸井ゆきの、金子大地、小松和重、福山翔大、丸山礼 、石橋蓮司、佐藤遙灯、宮崎莉里沙、三浦綺羅 ほか
脚本:マギー
演出:福田亮介、村尾嘉昭
プロデューサー:佐久間晃嗣、岩崎愛奈、那須田淳
主題歌:ジャニーズWEST「でっかい愛」(Johnny’s Entertainment Record)
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/kazokuboshuu_tbs/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2021/08/27 12:00
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