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中田翔をトレードで獲得した巨人の不可解さ

 日ハムというより、プロ野球界の問題児、中田翔内野手が無償トレードで巨人に移籍した。

 中田は8月4日に行われたDeNAとのエキシビションマッチの試合前、ベンチ裏で同僚の井口和朋投手を殴ったことで、出場停止処分を科されていた。

 元々暴力沙汰が多く、暴力団との付き合いも囁かれていた中田に、温厚な栗山英樹監督もさすがに怒り、放出することをほのめかしていた。

 そこで巨人が拾ってくれたというのだが、中田には可哀想だが、今の彼に多くを望むのは無理だと思わざるを得ない。

 今シーズンは腰を痛めたようで、とてもフルスイングできる状態ではない。これが一時的なものであればいいが、慢性化していれば守備もできなくなる。

 どういう事情で中田を引き取ったのかはわからないが、他球団の“主砲”好きの巨人だから、また同じような失敗をするのではないか。

 巨人には「常に紳士たれ」という伝統があるが、暴れん坊を入れたことで規律が乱れると、優勝どころではなくなると思うのだが。

 日曜日には初安打がホームランだったとスポーツ紙は騒いでいるが、映像で見る限り、甘いホームランボールで、腰の痛さを感じないで打てたみたいだ。

 だが慣れてくると、本来の中田の地が出てくるぞ。なぜこんなに急いで巨人が獲ったのだろう。それが謎だが。

 さて、イケメン理系男子だそうだ。

 8月6日、小田急線の車内で乗客10人に重軽傷を負わせ、殺人未遂で逮捕された対馬悠介容疑者(36)のことである。

 対馬は、青森県五所川原市で生まれ、幼少期に東京・世田谷区に転居。小中高ではサッカーやテニスをやっていて、明るく成績もよかったという。

 だが中央大学理学部土木工学科に合格して、大学のサークルで女性から見下され、「その頃から勝ち組の女を殺したいと思うようになった」といっていたようだが、このあたりのことは、文春を読んでもよくわからない。

 バイトに明け暮れる生活で単位が足りなくなり、卒業が難しくなった頃から人間が変わったと、高校時代の同級生が言っている。

 だが、その頃、ナンパばかりしていて、高校生より下の女の子とも肉体関係を持っていたという。

 女を憎みながらも女漁りをする。なかなか屈折しているようだが、事件のきっかけになったのは、離婚した母親が再婚して家を追い出されたことのようだ。

 日用品のほとんどを万引きで調達していたが、事件の数カ月前から生活保護を受けていたという。

 事件の日は、一度も失敗したことがなかった万引きが見つかり、警察を呼ばれてしまった。通報した女性店員ら全員皆殺しにと決意し、自宅から刃渡り20cmの牛刀を持ち出したが、店の閉店時間に間に合わないため小田急線に乗り込んだそうだ。

 コロナ感染が長引き、鬱屈したものを抱えながら生きている人間が増えていることは間違いない。ちょっとしたきっかけでそれが暴発する。昔は「衝動殺人」といったが、こうした事件がこれから増えていくのではないか。心配だ。

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