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二階堂ふみ主演『プロミス・シンデレラ』好調も…ツッコまずにはいられない“やりすぎ演出”

二階堂ふみ主演『プロミス・シンデレラ』好調も…ツッコまずにはいられない“やりすぎ演出”の画像
『プロミス・シンデレラ』公式サイトより

 二階堂ふみが主演を務めるTBS系火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』に、“ツッコミ”が殺到している。

 『プロミス・シンデレラ』は、橘オレコによる同名漫画を原作としたラブコメディ。ヒロインのアラサーバツイチ女子・早梅を二階堂、早梅に恋するツンデレ高校生・壱成を眞栄田郷敦、その兄で「旅館かたおか」の副社長・成吾を岩田剛典が演じている。

 成吾と早梅はお互いが初恋の人であり、成吾は今でも早梅のことが好き。対する壱成は、最初はからかうつもりで早梅に近づいたにもかかわらず、早梅の強さや時折見せる脆さにだんだんと惹かれていく。そんな三角関係が主軸となる物語なのだが、先週8月17日に放送された第6話のとあるシーンが視聴者をざわつかせた。

 早梅の元夫・正弘(井之脇海)は、旅館かたおかに出入りしている人気芸者・菊乃(松井玲奈)に恋をしていた。すっかり菊乃の虜になってしまっている正弘は、菊乃に言われた通り早梅との接触を図るが、その場に居合わせた成吾の制止により失敗。任務を遂行できなかった正弘を見捨てようとする菊乃に、正弘は「もう僕から離れないでくれ」と抱きつく。すると、菊乃はカバンから取り出したスタンガンを正弘に当て、笑みを浮かべながら「あなたはこれで本当に用済み」と言い放つのだった。

 火曜10時の“胸キュン枠”で、スタンガンを見たことがこれまでにあっただろうか。ネットでは、「スタンガンはやりすぎで笑う」「スタンガン!? 刑事ドラマですかこれ!?」「火10でスタンガン見る日がくるとは思わなくて爆笑した」などと、突然のスタンガンにツッコミが殺到。予想外の展開と演出に視聴者もついていけなかったようだ。

 また、壱成と早梅が抱き合っているところを、成吾が菊乃から送られてきた動画で見てしまったシーン。成吾は嫉妬のあまり、デスクの上に置かれていた花瓶を思いっきり手で払い落とす。花瓶はガシャーン!と大きな音を立てて床に転がった。

 このシーンについても、「岩田くんの花瓶落とすところ面白すぎた」「いい年した成吾が花瓶バーンってやるの怖すぎん?」という声や、「ちょっとみんな急に荒ぶるじゃん? スタンガンとか花瓶吹っ飛んだりしちゃってるよ?」と、一連の流れに戸惑いを見せる声が上がっていた。

 なかなかツッコミどころの多い第6話ではあったが、『プロミス・シンデレラ』自体は、オリンピック閉会と同時に視聴率が上がりおおむね好調の様子。こういった一見やりすぎに感じる演出も、もしかすると、物語の“スパイス”になっているのかもしれない?

■番組情報
火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』
TBS系毎週火曜22時~
出演:二階堂ふみ、眞栄田郷敦、松井玲奈、井之脇海、松村沙友理、堺小春、高橋克実、友近、森カンナ、金子ノブアキ、三田佳子(特別出演)、岩田剛典
原作:橘オレコ「プロミス・シンデレラ」(小学館「マンガワン」連載中)
脚本:古家和尚
音楽:やまだ豊
主題歌:LiSA 「HADASHi NO STEP」(SACRA MUSIC / Sony Music Labels Inc.)
演出:村上正典(共同テレビ)、都築淳一(共同テレビ)、北坊信一(共同テレビ)
プロデューサー:橋本芙美(共同テレビ)、久松大地(共同テレビ)
製作:共同テレビ、TBS
公式サイト: https://www.tbs.co.jp/promise_cinderella_tbs/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2021/08/24 12:00
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