トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 宮迫博之にドラマ界がラブコール?

『雨上がり』解散でドラマ界が俳優ラブコール!? 刑事役、医者役のキャリアを評価か

『雨上がり』解散でドラマ界が俳優ラブコール!? 刑事役、医者役のキャリアを評価かの画像1
雨上がり決死隊(写真/GettyImagesより)

「芸人廃業」が芸能界で生き残るための近道になるかもしれない!?

『雨上がり決死隊』を解散した宮迫博之が8月20日、自身のツイッターを更新。しばらくの間、ユーチューブチャンネルの動画配信を休止することを発表した。

 宮迫は17日に吉本興業のユーチューブチャンネルとABEMAで配信された『アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会』にて、相方の蛍原徹と並んでコンビ解散を報告。番組では、芸人仲間から厳しい批判を受けていた。

「宮迫は『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に出演していた当時のノリで番組を回そうとしていましたが、蛍原のほうは完全に冷めきっていたため、微妙な空気に。また、出演者も5月には解散を知らされて心の整理がついていた東野幸治が淡々とした様子だったのに対し、最近になって知らされたFUJIWRA・藤本敏史は泣きながら宮迫を糾弾するなど、番組全体がチグハグな印象でした。笑いを取ろうとしていた宮迫は予想外の攻撃にあったことでショックを受け、あらためて謹慎よりユーチューバー転身を優先させてしまったことの重大さに気付いたようです」(芸能ライター)

 解散を受け、世間は宮迫、蛍原双方の肩を持つコメントがネット上を飛び交い、22日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、ダウンタウン・松本人志が「ホトちゃんのほうを見てないなと。アクリル板以上の分厚い壁を感じました」と、宮迫が相方を軽視していたことを指摘すれば、同じく『サンデー・ジャポン』(TBS系)では爆笑問題。・太田光は「別にただの漫才師の解散ですから、そこまでのことではないと僕は思いますけどですね」と突き放してみせた。

 今後はYouTubeでの活動もやりにくくなりそうだが、芸能関係者は宮迫に別の道を提案する。

「“芸人”の肩書は捨てて、俳優に転身するのが良いのでは。もともと宮迫は役者志望で、俳優の松田優作に憧れて演技の勉強をしていたこともある。その演技力が評価され、コメディアンとしては珍しくシリアスな役や悪役もこなして、2003年には報知映画賞助演男優賞を獲得するなど、実力は折り紙付き。若者のテレビ離れが進み、昨今のドラマは刑事ものと医療ものしか高視聴率が取りにくい状況となっていますが、宮迫はすでに刑事役、犯人役、医者役のキャリアがあります。また、がんを患ったことで患者役もリアルに演じられそう。ドラマであれば吉本芸人たちとのかぶりもないですからね」

 また、最近では宮迫が意外なところで“地上波復帰”したことも話題になっている。

「8月10日から、木村拓哉主演ドラマ『HERO』(フジテレビ系)第1シリーズが再放送されていますが、宮迫が加害者役として登場した第3話が“解禁”されたのです。闇営業騒動以来、再放送される際にはこの3話だけはカットされてきたのですが、通常通り放送されたということはドラマ界やジャニーズは宮迫を許したということでもある。今ならギャラも格安で出演させられるでしょうし、犯罪をしたわけでもない。まずはネットドラマや映画でオファーがかかるのではないでしょうか」(業界関係者)

 宮迫も活動休止中に、今後の身の振り方をもう一度しっかり見つめ直していることだろう。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/08/23 13:00
ページ上部へ戻る

配給映画