『チコちゃんに叱られる!』3回もチコった石原さとみ「婚姻届に書いてありました」
#石原さとみ #チコちゃんに叱られる!
8月13日、『チコちゃんに叱られる!』(NHK)が約1カ月ぶりに放送された。「2億4千万の瞳に見てもらいたい 真夏のエキゾチッコジャパンスペシャル」と題した拡大SPである。
ゲストは郷ひろみ、石原さとみ、奥田民生という、豪華だけれど意図がよくわからない3人。中でも、石原は録画して見るほどの『チコちゃん』ファンらしい。ショートヘアにした石原はやっぱり可愛い。一方、奥田民生はパーマをかけてからより一層独特のフォルムになってきたな……。
河村たかしばりに他人のものを口に入れる野間口徹
この日2つ目のテーマは、「ぶどうに付いている白い粉ってなに?」という疑問。チコちゃんが発表した正解は「ろう」であった。あれってカビじゃなかったのか……。
カビどころか、農薬と勘違いしている人も多いという。あの白い粉の名称は「ブルーム」で、ぶどう自体から作られた天然のろう物質だ。ろうは紙や布に塗ると水を弾くという性質があるが、これと同じことがぶどうの表面で起こっている。ポイントはろうが作られるクチクラという膜だ。ぶどうの表面を見ると皮があり、その外側には私たちの目に見えないクチクラがある。このクチクラは多くの植物の葉や茎、実に存在し、水分の蒸発を防いだり、雨などを弾いて病気を予防したりする働きをする。ぶどうのクチクラは主にクチンという物質とろうでできており、実が大きくなるにつれてろう物質は増えていく。このろうが外に押し出され、溢れ出てきたものがブルーム、つまり白い粉の正体である。
ブルームがあると水分はより弾き出され、中の鮮度は保たれる。事実、“ブルームありのぶどう”と“ブルームを拭き取ったぶどう”を比較すると、後者のぶどうは1週間後にしわしわに劣化。新鮮で完熟したぶどうほどブルームが多いので、新鮮の証と言えるのだ。もちろん、自然にできたブルームは口に入れても害はない。ブルームがしっかり付いているかどうかで、ぶどうの市場価値は左右される。
ちなみにこのブルーム、ぶどう以外にも付いているという。例えば、全体的に白っぽく見えるブロッコリーだが、その理由はブルームがあるからだ。あと、キュウリにもブルームは付く。ただ、ブルームを農薬と勘違いする人が多かったため、現在はブルームが付きにくいブルームレスキュウリが作られるようになった。スーパー等で販売されるものはほとんど、ブルームがないブルームレスキュウリである。そういえば、白い粉の吹いた刺々しいキュウリが昔は多かったな。
ここで唐突に登場したのは、「稲毛チーフプロデューサー」を名乗る野間口だ。稲毛は担当ディレクターにダメ出しをした。
稲毛 「なるほど、ブドウの白い粉は完熟の証かあ。でも、このVTRはまだ完熟してないような気がするなあ。ぶどうにブルームが付く様子は撮れなかったの?」
ディレクター 「時期が合わなくて……」
稲毛 「じゃあさ、君が野菜を育ててブルームが付く様子を撮影したらどう?」
ディレクター 「えっ! でも、本番まで1カ月しかないですよ?」
稲毛 「キュウリは苗からだったら1カ月で育つんだって」
ということで、ディレクターはキュウリを育てることに。そして、約1カ月後、ブルームがびっしり付いた立派なブルームキュウリがなった。
「よくやったな。これで完熟だ! 君もこのキュウリのようにまだまだグングン育っていくはずだ」(稲毛)
と、ディレクターが育てたキュウリをぶんどって勝手に食べ始める稲毛。そんな、河村たかしじゃないんだから。このご時世なのに、かじるおじさんはそこかしこにいる。
余談だが、郷ひろみはドラマ撮影の休憩中、女性ファンから「目をつむって」と言われ、その通りにしたらいきなりキスされたことがあるそうだ。当時まだ15~16歳の郷にとって、ファーストキスだったらしい。よく考えると、河村たかし以上の所業では?
「可愛かったよねえ、その子も」(郷)
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