『キングオブコント』準決勝進出者決定! 関係者が見る優勝候補筆頭はアルコ&ピースか?
#お笑い #キングオブコント
コント日本一を決める『キングオブコント2021』の準決勝進出者35組が、8月18日に発表された。9月2、3日には準決勝が行われ、秋に放送予定の決勝戦に進出する10組が決定する。
空気階段、ザ・ギース、GAG、ジャングルポケットなど、決勝進出の常連メンバーに加え、霜降り明星、マヂカルラブリーのM−1グランプリ王者も準決勝に進出。また、今年から参加が可能となった即席ユニットでは、おいでやすこが(おいでやす小田&こがけん)、チョコンヌ(チョコレートプラネット&シソンヌ)、マンプクトリオ(マツモトクラブ&しゃばぞう&もじゃ)、ヤギとひつじ(間寛平&村上ショージ)も駒を進めている。
「毎年キングオブコントの準決勝は激戦ですが、今年は即席ユニットの参戦によってより一層厳しい戦いになりそうですね」(テレビ局関係者)
では、決勝進出の有力候補はどの芸人なのだろうか。
「キングオブコントの場合、他のお笑い賞レースよりも、“テレビ的な構成”を意識して決勝進出メンバーが選ばれると言われています。だから、芸風がかぶっているコンビや、コントの設定が似ているコンビなどを重複して選ぶことはないんですよ。つまり、“ベタ枠”、“センス枠”、“キャラクター枠”、“ハイテンション枠”…といった感じで選ばれることが多い。たとえば、“ベタ枠”であれば今年は5GAPあたりが、“ハイテンション枠”であればインポッシブルあたりが有力だとも言われています」(同)
即席ユニットの決勝進出はあるのだろうか。
「実力でいえば、優勝経験者であるシソンヌと、準優勝経験者のチョコプラのチョコンヌは安定して強い。でも、予選で大ウケしているヤギとひつじも、決勝戦で見たいという声が多いんですよ。特に、村上ショージさんは、ネタに関して言えば“天才”と評される芸人ですからね。ここにきて、その才能を世間に知らしめるというのは、本当におもしろいと思いますよ」(構成作家)
霜降り明星、マヂカルラブリーのM−1王者はどうなるのか。
「番組構成的なことを考えれば、2組とも決勝にあげたいところですね。どちらかが優勝すれば、粗品か野田クリスタルがM-1、R-1との3冠になるわけで、盛り上がること間違いないしですから。ただ、ネタのクオリティー的には、キングオブコントに照準を合わせてきたコント師たちのほうが一枚上手であるのは間違いない。この2組が決勝に上がるには、準決勝でとんでもなくウケるしかないでしょう」(同)
そんななか、関係者の間で優勝候補筆頭と囁かれているのが、久々の賞レース参加となったアルコ&ピースだ。
「アルピーは、予選でとにかくウケていましたね。キングオブコントの予選のお客さんは、基本的にお笑いにとても詳しくて、まだメディアに出ていない若手芸人を支持するタイプが多い。だから、地上波で活躍しているアルピーはちょっと不利なんですよ。にもかかわらず、しっかりウケていたのはさすがですね。いま、まさに脂が乗っているという感じで、このまま優勝もありますよ」(同)
即席ユニット、M−1王者、ベテラン勢など、見どころが多い今年のキングオブコント。コント師たちの熱い戦いから目が離せない。
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