山之内すず、複雑な家庭環境を告白も…「イメージ激変」はBE:FIRSTメンバーとの熱愛報道が影響？

　モデルでタレントの山之内すずが、18日に放送された占いバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか？』（フジテレビ系）で複雑な家庭環境で育ったことを初告白し、驚きの声が集まっている。

　番組では、携帯電話番号の下4桁の合計で占う人気占い師・シウマ氏が、山之内に対して「どこか自分にウソをついている。明るく元気にしようとしすぎているという特徴がある」と指摘。それに山之内は「そうですね」とうなずき、「明るく元気な子でいなきゃいけないという強迫観念がずっとあって、それが今になっても抜けなくて」と語った。

　続けて「私、家庭環境がものすごくよくなくて……」と切り出した山之内。母子家庭で育ったが、家族は「母がうつだったり精神病を抱えていて、お兄ちゃんも抱えていて、おばあちゃんもちょっと不安定で、すず以外の家族は“なんてこった”という状態」だったという。

　そうした環境から「『すずが元気だと、みんなが元気になれる』というプレッシャー」があったと明かし、アルバイトで家族の金銭面をサポートをしたり、メンタルのケアをしたりと、ずっと家族を支える側にいたため、自分の正直な感情を表に出せない時期が続いたそうだ。

　高校生になって「もうどうにでもなってしまえ」と思った時、やっと自分の本心を家族に伝えることができたそうで、その頃に現在の所属事務所から声をかけられたという。

　上京して芸能の仕事を始めてからは「仕事のことも考えるし、付き合っている人がいれば付き合っている人のことをめちゃくちゃ考えちゃうし」とのことで、さらに「ここ1年と少しぐらいですごい明るくなったなってと思うんです。『自分のために生きる』ってことを少しずつ覚えてはきているんですけど、やっぱり抜けきれない部分が……」と自己分析していた。

　この衝撃の告白に対し、ネット上の視聴者から「テレビで見てる表面上じゃそんな苦労を抱えてるとは思わなかった」「まだ19歳なのにつらかったろうな」「まったくそういうイメージなかったので意外すぎた」などと驚きの声が続出している。

「山之内さんは『明るく元気』というイメージを売りにしていたため、今回の告白は業界内でも反響を呼んでいます。タレントとして大きなシフトチェンジとなりそうですが、そのきっかけになったのではとして囁かれているのが、今年5月にあった熱愛報道。若手イケメン俳優の三山凌輝さんとの“三連泊愛”が『FLASH』（光文社）で報じられたもので、双方とも交際や同棲を否定しましたが、三山さんが、SKY-HIこと日高光啓（AAA）さん主催のボーイズグループオーディション『THE FIRST』の有力参加者だったこともあって炎上騒ぎになりました。山之内さんはそれまで異性の影をまったく感じさせないキャラクターでしたが、今回の番組では『付き合っている人がいれば付き合っている人のことを考えちゃう』とあえて男性との交際について触れており、強い決意をもって告白したことがうかがえます」（芸能記者）

　先日、三山は同オーディションで「リョウキ」として新グループ「BE:FIRST」のデビューメンバーに選出された。同グループはプレデビュー曲「Shining One」のミュージックビデオが公開から2日で400万回再生されるなど、注目を集めている。そうした状況で騒動が蒸し返される可能性があったことも今回の告白に影響したのだろうか。

　さらに、山之内の芸能界における立ち位置の変化も関係しているようだという。

「以前は『今どきの若者代表』枠で番組に呼ばれることが多かった山之内さんですが、現在その枠は“めるる”こと生見愛瑠さんのひとり勝ち状態。Instagramへの投稿がきっかけでデビューし、TikTokで人気を得た山之内さんは『SNS発の人気者』という枠にも属していましたが、それも最近は人気TikTokerの景井ひなさんらが台頭している状況。『明るく元気』というイメージだけでなく、人間的な深みを出して新たな魅力を打ち出したいという意味もあって、事務所側が今回の告白にゴーサインを出したのかもしれません」（前出）

　いずれにしても、今回の告白で“素顔”を解禁したことで視聴者の見る目が大きく変わりそうな山之内。仕事の傾向にも変化がありそうで、今後の彼女から目が離せなさそうだ。