町田の再開発が24年着工予定、中古マンション価格も上昇傾向 商業都市の賑わいと自然豊かな住環境を享受する街
#不動産投資 #東京これから買える街 #町田
5.町田市の地盤や災害の影響は?
歴史的な長雨が続く等、異常な天気が続いているため、ここからは不動産を購入するうえで欠かせない、地盤や災害の影響について解説していきます。町田駅周辺はどのエリアが影響を受けやすいのか、そもそも災害の危険度が高いエリアなのかを見ていきます。
参考: 東京都町田市【地域別危険度】| 地震情報サイトJIS (j-jis.com)
●5-1.地震情報サイト『JIS』が発表した『東京都町田市・地域別危険度』
原町田1丁目~6丁目までを見てみると、地盤の揺れに対し、原町田2丁目の地盤が一番危険度が低いことがわかります。ただ、全体として、古くから形成された固結した地盤のため、地震の揺れに対し、比較的危険度が低い地域だと言えます。建物倒壊危険度の順位は6丁目は東京都の中で3439位、1ヘクタール当たり1.2棟と予測されています。
●5-2.町田市作成の「水害ハザードマップ」や対策
一方で、長雨の影響が出やすい水害について、2018年、町田市は鶴見川の浸水予想区域図を公表しました。鶴見川流域は古くから洪水氾濫を繰り返してきました。これは、低平地である下流区間 の河床勾配が緩いため、東京湾の潮位の影響を受ける区間が長く、また、台地のせり出 しにより極端に蛇行しているため、流水が滞り、洪水が疎通しにくい河道の特性によるものです。
さらに、昭和30年代中頃からの急激な市街化により、流域の保水・遊水機 能は減少し、水害の頻発を助長させるものとなりました。また、近年では下水道の施設能力を上回る局地的な集中豪雨などにより、流域での内水被害も頻発しています。
そのため、マンションを含め、住宅を購入する際は特に標高や傾斜、ハザードマップを確認し、住まいの安全を確保できる家を購入してください。
また、以下の通り、過去の水害実績のデータがあります。
最近では、19年の台風19号で警戒レベル4の避難勧告が、さらに警戒レベル5の災害発生情報が発令されました。境川の風戸橋や昭和橋、幸延寺橋付近では氾濫危険水位に達し、相原小学校の観測点では総雨量452mm、時間最大雨量61.0mmを観測しました。真光寺町・大蔵町・小野路町では電柱の倒壊による一時停電も発生し、各交通機関に乱れが生じました。さらに、市内の33カ所に避難施設が開設され、1,429世帯、3,085人が避難しました。
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